【インタビュー 】野球選手キャリア後の新生・斎藤佑樹さんに聞く!朝のルーティンはゴリゴリの筋トレ!?

昨年10月、11年間のプロ野球選手生活に終止符を打ち、新たな一歩を踏み出した斎藤佑樹さん。野球関連に限らず多方面でのチャレンジをスタートさせています。これまで以上に忙しい日々を送る斎藤さんですが、仕事の日には気持ちにスイッチを入れるためのルーティンを実践しているとか。現役時代の食生活や、アレルギー体質に悩んだことについても伺いました。

【画像を見る】引退後も各方面で挑戦を続ける斎藤佑樹さん。爽やかな笑顔が印象的!

昨年プロ野球の現役を引退された斎藤佑樹さん。現在はライブ配信サービス「バーチャル高校野球」での解説のほか、大手アパレルメーカーのCMに出演するなど、各方面で活躍されています。

最近は保育園を訪問して子どもや保育士さんと交流したり、専門家から投資や資産運用などお金に関するレクチャーを受けたり、美容のスペシャリストからメンズ美容について学んだりと、毎日のようにいろんな分野の方々と出会い、様々な学びを受けているとのこと。

ゴリゴリの筋トレでガツンとスイッチをオンにする

そんな斎藤さんの一日は、引退した今でもトレーニングからスタート。しかも、朝からゴリゴリの筋トレをされるそうです。

「たとえば仕事が9時からの日は、早朝にジムに行ってベンチプレス、スクワットといった高重量のトレーニングをやってガツンと朝のスイッチを入れますね。毎日というわけではないですが、これがオンの日のルーティンみたいになっています」

しかしながら、現役時代に比べれば確実に運動量は減っているとのこと。そこで気になるのが食生活ですが、現役時代と今で変わった点は?

「現役時代は(体づくりのため)こまめにたくさん食べていましたが、その一方で登板前は冷たいおそばを一口、二口食べるだけでした。あまりよくないんですけど、ぼくはお腹にものが入っている状態で投げると集中力が低下するタイプだったので、本当は食べたくないくらいでしたね。今は、現役時代と比べると食べる量はだいぶ減りました。体もちゃんと動かしていますし、お腹ぽっこりになることはないと思いますが……(笑)」

シビアな闘いの中で向き合ったアレルギー

実は、斎藤さんは現役時代に行ったアレルギー検査で、卵の遅延型アレルギーがあることが発覚したそうです。この検査結果にはご本人も「まさか」と驚いたそうで、それ以降、口に入れるものにはものすごく気を遣ったんだとか。

「遅延型アレルギーは、すぐに湿疹などが出るタイプのアレルギーとは違って、人によって集中力が低下したり、疲れやすくなったり、眠くなったりするらしいんです。日本人では卵やしょうが、ニンニクなどに反応する人もいるみたいですよ。中にはしばらく時間を置くと改善するケースもあるそうで、あくまでぼくの場合ですが、半年ほどでアレルギー症状は落ち着き、今は卵も食べられるようになりました」

たったボール1個分の差で、三振になるかホームランになるかというシビアな世界で闘ってきた斎藤さん。アレルギー検査は、「グラウンドの外でも思いつく限りのことを取り入れ、全力で勝負したかった」からこそ受けてみたのだそうです。

そんな厳しい世界から引退し、今は野球以外の様々なことにチャレンジしているとのこと。昨冬は、現役時代にはケガを恐れてできなかったスノーボードにも挑戦したそうで、何回転んでもアグレッシブに滑ったそうです。

”ハンカチ王子”が日本中を魅了した夏から16年。第二の人生がスタートしたばかりの斎藤佑樹さんが、いろんなチャレンジを通じてわたしたちにどんなメッセージを発信してくれるか、今後も注目です。


※斎藤佑樹さんインタビューは、月刊誌『家の光』2022年10月号にも掲載されます。
http://www.ienohikari.net/press/hikari/yokoku/


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