3.くも膜下出血の症状と診断
くも膜下出血の症状は、非常に激しい頭痛と吐き気、嘔吐があります。
また、激しい出血の場合には意識がなくなって倒れることもあります。
また、診断は基本的にはCTで行われます。
しかし、発症から時間が経っているとCT上では診断できないこともしばしばあります。
そうした場合には、脳脊髄液の中に流れる血液の有無によって「脳脊髄液」を調べます。
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4.治療方法は2種類
4-1. クリッピング術
クリッピング術は、脳動脈瘤の根元をクリップで止める手術です。
脳動脈瘤の再破裂を阻止する役割があります。
術後、クリップはその場においたままになりますが、特に問題はありません。
4-2. 動脈瘤内塞栓術
血管内塞栓術は、動脈瘤の中にプラチナ素材の針金をコイル状に丸めて詰める手術です。
動脈瘤に血液が流れないようにする効果があります。
足の付け根の動脈からカテーテルを入れ、コイルを脳の血管に詰めます。