探し出すとなかなか見つからない“どんなコーデにもしっくりくる”バッグ。

コーデのスパイスになってくれるようなデザイン性が高めの、いわゆる“一目惚れ”で買ったバッグは、使う出番が少なかったり年月と共にクローゼットの奥にしまったまま、なんて経験ありませんか?

「撥水ナイロン 舟形トートバッグ/アグレアーブル Agreable」は、見た目こそシンプルですが、それ故どんな人が持ってもすっと馴染む名脇役のようなバッグ。最近「どんなバッグを持てばいいのか分からない」と、バッグ迷子のわたしにフィットするバッグでした。

「それ、わたしも持ってる!」ブランドバッグの罠





▲これらのバッグは、友人ともうっかりお揃いに。

ファッションに関して割とミーハーなわたしは、ブランドのロゴが入っているようなバッグもかつてはお気に入りでよく使っていました。が、インパクトのあるデザインのものほど飽きるのが早かったり、また印象にも残りやすいからか、巷にも溢れ出して気が付くとすれ違う人と「あら、お揃い」なんて少し照れくさい場面もしばしば。

もちろんそれなりに知名度のあるブランドアイテムは、気分を高めてくれたり品質に安心感があったりと、良い点もたくさん。修理やメンテナンスをしながら、長く丁寧に使い続ける意識を持つことも、素敵な物の選び方だと思います。

とはいえ、人と被るデザインのものばかりなのも没個性でおもしろくないなぁと悩む日々。

また、日常で使いやすい手提げタイプのものとなると、わたしの頭の中はまた某有名ブランドのものが思い浮かび、買う買わない論争を一人でし続けていました。


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持つ人とセットで可愛く見える、シンプルバッグの上品さ





「舟形トートバッグ」を初めて見たときは、そのシンプルなデザインゆえ正直それほど印象的ではなかったのですが、バイヤーの池田が持っている姿を見たときに、「あれ、可愛いかも。。」と徐々に心惹かれていきました。

バッグ単体で見たときは気づきにくいのですが、そのころんとしたサイズ感や、テラテラしていない厚手のナイロン素材、所々あしらわれた本革使いなど、さり気ないのですが大人が持っていて恥ずかしくないディテールが散りばめられています。それでいてデザイン性を主張しすぎないところに何とも言えない謙虚さを感じました。

巷にあふれたものではなく八の字のテープハンドルが少し個性を出していて、持つ人のセンスやこだわりも感じられます。