生活習慣の見直しで痛みが引き、胃もたれも改善

パソコンとおにぎりイメージ

まず、第一の原因だと思われた、食後早く寝るという習慣をやめました。当時はほぼ毎日20時ごろまで残業をしていたため、職場におにぎりなど簡単に食べられる物を持って行き、夕方に食べることにしました。家に帰ってから食事をしなくても良くなったことで、空腹の状態で眠りに就くことができ、さらに残業がない日は寝る3時間前までに食事を終わらせるようにしました。薬を飲みながら夕食時間を早める対策を実施したことで1週間で痛みが引き、楽しんで食事ができる状態に戻ってよかったです。

睡眠前の食事をやめたことに加え、昼食後デスクでうつ伏せ状態でお昼寝することもやめました。食後うつ伏せで寝ることによって胸が圧迫されているように感じたため、クッションを持って行くようにして胸が圧迫されない姿勢で休憩することにしました。

その他に気を付けたことは、姿勢の悪さの改善です。私は子どものころから猫背で、気を付けて背を伸ばしても元に戻ってしまって姿勢が悪いままでした。これを改善しようと、YouTubeの姿勢改善動画や、エクササイズ動画で筋力を鍛えました。こうすることで比較的背中が真っすぐに伸ばせるようになり、食事をしているときの姿勢が良くなったからか、慢性的な胃もたれも改善しました。

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まとめ

逆流性食道炎という病気は一度発症すると繰り返す病気のようで、良くなったからと言って同じ生活習慣を続けると再発することがわかりました。残念ながら病気になったあとは、食後すぐに横になってお昼寝をすることもできなくなりましたが、食後にどうしても眠い場合は椅子にもたれかかって休んでいます。このときに生活習慣を改善したので、その後ほとんど再発していません。もうあの激痛は二度と経験したくないため、今後も生活習慣に気を付けていこうと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。

イラスト/おんたま

著者/葉月(44歳)
自分のしたいことを追求しすぎて、結婚もせずアラフィフ直前に。楽しく自分らしく生きるために日々模索中。栄養士・調理師の資格持ち。趣味は料理とパン作り、食べ歩き。