にきび1つできたくらいで、そのことがずっと頭から離れず悩んでいた若いころがうそのように、40歳を過ぎてからは肌トラブルを加齢だからしょうがないと気にしなくなっていました。気にしなくなっていたというよりも、加齢のせいにして諦めていたというのもあります。そんな私があることがきっかけで心を入れ替え、ある野菜を食べて美肌を目指そうと一歩を踏み出してみました。

トラブルを年齢のせいにしない!



40歳を過ぎてから、年齢や疲れのせいにして多少の肌トラブルには動じなくなっていました。そんな意識を変えたのが、なんとなく見返した30歳のころの日記帳です。日記には「いくつになっても肌をきれいに保つ努力をすること。肌がきれいなら印象はグッと良くなる」と書いてありました。20~30代に私生活でお世話になっていたマスコミ関係に勤める方の言葉です。とても印象的だったので書き記しておいたのでした。

すっかり忘れていたアドバイスを思い出した私は、これを機に少しは肌に良いことをしようと、40代とは思えない美肌の持ち主である美容研究家の神崎恵さんの本を読むことに。当時、神崎恵さんの出されていた本をまとめて10冊ほど読みました。

いくつかの美容法が紹介されている中で特に私が興味を持ったのが、しょうがとにんにくを毎日食べるというもの。冷えは美容に良くないため、体を体内から温める効果のあるしょうがとにんにくを積極的に食べるようにということです。食べるだけなら私にも続けられそうと、まずはこれを試すことに。

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しょうがとにんにくで悩みが解消



それからは、しょうがとにんにくをすりおろして野菜炒めやスープなど毎日の献立に取り入れました。ネットで検索するとにんにくを使ったレシピは意外と多く、にんにく入りの肉じゃがはコクが出ておいしかったです。ただ、だんだんすりおろすことが手間に……。そこで、時間のあるときにまとめてすりおろし、ファスナー付きの保存用バッグに平らに入れて冷凍するようにしました。使うときは手で必要な分だけを割って取り出します。こうして無理なく毎日続けていきました。

半年ほどたったころ、夫に「最近、口の周りに吹き出物が出なくなったね」と言われました。たしかに、ここ半年ほど吹き出物ができていないかも。うれしくなって調べると、しょうがやにんにくには代謝や血流を良くする効果があり、代謝や血流が良くなることで肌のターンオーバーが正常化されて美肌効果が期待できるそうです。冷えや加齢などで乱れがちなターンオーバーの周期を整えるためにも、しょうがとにんにくをとり続けていきたいと思いました。