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 なぜか急に無性に「つけ麺」が食べたくなることありますよね? ラーメンではなく、今日はつけ麺だ! と思った時、せっかく食べるなら普段食べたことがない味を求めてしまうのがグルメ通。そこで、今回は、他ではなかなか味わえない東京で食べられる「変わり種つけ麺」のお店を4店ご紹介します!

まさかのチーズおろし器登場!|『宗庵 北千住』(北千住)


「豚チーズつけ麺」1030円。写真は「+つけ麺特盛」150円

 北千住駅西口を出て、徒歩3分ほどの場所、きたろーど1010沿いにあるお店『宗庵 北千住』。多種多様な麺メニューが並ぶ同点ですが、イチオシは『豚チーズつけ麺』です。濃厚そうな豚骨スープのつけ汁に、真ん中に黄身が乗った麺、そしてチーズおろし器! 自分でチーズをかけて完成するエンタメ性も併せ持つつけ麺です。

 麺は中太のストレート麺、つけ汁はオリジナルの豚骨ベースで、かえしは『九州ダレ』を使用。具は白ネギに万能ネギ、メンマ、あと溶けたチーズもスープに入っています。黄身を混ぜた麺をチーズたっぷりのつけ汁につけると、これがカルボナーラ感のある味わいに。豚骨にチーズさらに黄身で、背徳感ある構成なのに、軽やかかつおしゃれな味わいです。一度食べたらハマる人はどハマりする美味しさです!

●DATA

店名:宗庵(しゅうあん)北千住

住:東京都足立区千住2-18
TEL:03-5244-2134

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“釜揚げうどん”ならぬ“釜揚げつけ麺”!?|『威風堂道』(浅草橋)


「喉黒の釜揚げつけ麺」1030円

 2022年8月に浅草橋駅前にオープンした『威風堂道』では未だかつてない“釜揚げうどん”ならぬ“釜揚げスタイル”のつけ麺が提供されています。人気の「喉黒の釜揚げつけ麺」のスープは、喉黒を丸ごと焼いて使用しているというドロっとしたテクスチャーで、凝縮した魚の味わいがありながらも油っぽさはそこまで強くありません。

 麺はたっぷりのお湯で茹でた後、昆布を加えた熱々の釜揚げスタイルで提供。すする際のトゥルンとした舌触りが魅惑的です。麺は手揉みで、スープがよく絡むように計算されています。一口含んだだけで、焼き魚をそのまますすっているかのような魚の皮目の香ばしさや身の旨みが瞬時に広がり、最後までくどさを一切感じずにするするっと食べ終えることができます。

●DATA

店名:炭火焼濃厚中華そば 威風堂道

住:東京都台東区柳橋1-13-4 柳橋1丁目ビル1F
TEL:03-5829-8838