50歳オーバーの先輩に相談してみると…



25歳のときに買った喪服を20年着たという事実と、それがアラフィフの自分の体形には合わなくなっているという現状。これは女性の先輩に話を聞くしかない!と考え、職場の同じアラフィフ仲間で、私より5歳上の50オーバーの先輩に相談しました。

そうすると先輩は、「私も28歳で買った喪服は48歳で買い替えたよ。これからまだ20年着るんだから、これからの自分に合うものに買い換えるのがおすすめだよ」という回答。もう迷う理由はなくなり、その週末に買いに行くことに決めました。

いざ買いに行くと、20年前とは喪服の作りがまったく違う! 後ろファスナーのものなんてなく、すべて前ファスナーで、しかもワンピース1枚でも上着を着ているように見える作りになっています。私は11号を選び、着丈もしっかり膝が隠れる安心な1枚を手に入れることができました。

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まとめ

そして迎えた告別式当日は、着心地もサイズも今の自分にぴったりの喪服を着ることができ、見た目や窮屈感などを気にすることなく、故人とのお別れに集中することができました。「アラフィフになっても20代と同じ喪服を着ていてはいけないよ」と、故人が最後に気付くための時間をくださったのかもとも思っています。

今後きっと喪服を着る機会は、これまでより増えることでしょう。でもこれからの私は、どんな急な不幸ごとにも慌てず駆けつけることができます。これからの20年をともに過ごすであろう喪服を、大切にメンテナンスしていこうと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

イラスト/sawawa

著者/まっちゃ (45歳)
40歳で再び独身に戻った、バツ2シングルマザー。30代まではボディラインにも肌にも自信あり。40代初期はプロポーションを褒められたり、そこそこモテたりでいい気になっていたが、40代半ばになり加齢の現実を徐々に目の当たりにしている最中。