【完全保存版】インデックス投資とは?資産運用の初心者向けの丁寧解説

インデックス投資には市場区分やメリット・デメリットがあり、投資をする上で知っておくべき基本が多いでしょう。今回は、投資初心者向けにインデックス投資について丁寧に解説します。投資の基本用語なども参考にしてみてください。

インデックス投資とは?

資産運用を行う際に活用される株式や債券は市場で取引されます。その市場には多くの銘柄の株式や債券が上場され、時々刻々と価格が変動しています。
インデックス投資とは、特定の銘柄ではなく、多くの銘柄で構成される市場の値動きを示す指数(=インデックス)に連動することを目指す運用手法です。この手法を活用する代表的な金融商品は、「インデックスファンド」に分類される投資信託です。
今回は、インデックスファンドをベースに、インデックス投資について解説します。

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市場区分と代表的なインデックス

インデックスにはさまざまな市場区分があります。

株式、債券、不動産(REIT)などの市場ごとに、投資対象となる地域、国で細分化されています。例えばグローバル株式、日本株式、新興国債券などがあります。

また、市場区分ごとにインデックスがあります。例えば、日本や米国の株式市場では以下のような代表的なインデックスがあり、それに連動する具体的なインデックスファンドは以下の通りです。

※東証株価指数(TOPIX)について
2022年4月4日に行われた東証の市場再編により、TOPIX(トピックス)は「東証一部上場の全銘柄を対象とした株価指数」から「東証プライム市場上場の全銘柄を対象とした株価指数」という定義に移行しています。この移行措置として、同日時点でTOPIXに含まれていた銘柄は、新しい市場構成(プライム、スタンダード、グロース)下でも継続してTOPIXに採用されることとなったため、仮にプライム市場に含まれなくなったとしてもすぐにTOPIXの対象から外れるわけではありません。

ただし、流通株式の時価総額が100億円未満の銘柄については、2022年10月末から2025年1月末までを移行期間として、四半期ごとに10段階で構成比率が低減していく計画となっており、最終的に2025年1月末にはTOPIXから除外される予定です。

【参考】日本証券業協会「金融・証券用語集 TOPIX(東証株価指数)」 詳しくは こちら