【働き方】しゃにむに稼ぐだけが稼ぎ方ではない ブラック企業からはすぐ逃避する

個人のお金は「稼ぐ」→「使う(節約する)」→「貯める(増やす)」の流れで動いており、どう最適化し、私たちの幸福につなげていくかが重要です。

まず仕事での稼ぎです。人生の多くの時間を過ごす職場がストレスがある状態は、あなたの幸福度にとって大きなマイナスです。

自分の能力をしっかり発揮でき、貢献度合いに見合う収入を得る職場を見つけることが「年収が多いか低いか」よりも大事なことです。

特に、今いる会社がブラック企業(あるいはややブラックな企業)であったら、退職をして違う会社に転職することを考えてみましょう。

残業代が出ないのに終電まで毎日働かされていたり、激しい叱責、ときには直接的な暴力を加えられるようなハラスメントのある会社で働き続けることは、皆さんの精神的健康を損ない、それは経済的損失を上回ります。さっさと飛び出し、気持ちよく働ける職場に移りましょう。

不思議なことですが、いい会社というのは、居心地がよく、やりがいがある仕事ができるのに、年収も高かったりするのです。

また、派遣社員や契約社員の場合は、正社員に転職をする努力を続けていきましょう。

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【お金の使い方】ただ支出を削ればいいわけではなく、その質を考える

次に考えるのはお金の使い方です。基本的には節約を意識し、赤字にならないよう家計をやりくりすることになります。赤字は精神的不安を招きますので、まずはしっかり家計管理することが大切です。

ただし、何もかも削ってコストをダウンさせればいい、と考えすぎないことも大事です。幸せとは貯金の残高だけで決まるものではないからです。

時々、メリハリを意識しながら自分にご褒美をあげたり、生きがいやゆとりのためにお金を使いましょう。

例えば、一年間がんばった自分に、ご褒美として誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントはあげていいのです。高額ですがふかふかのソファーを買ったら幸せ感がアップし、仕事への張り合いがもう一度生まれたのならその出費は決してムダではありません。

高額の「推し課金」だって、家計がしっかりキープされているならあってもいいのです。もちろん、なるべく無課金で動画を観たりゲームをするような工夫はしてみてください。

うまくメリハリをつけて、上手に自分の「幸福を買う」ことを意識してみてください。