3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。今回は、入院当日のお話。病室に現れた主治医の行動で、ちょっと驚いたことがあったようで……。※2021年のお話です。

入院の説明を受け、セルフヘアカットも済み、新型コロナ感染による手術延期におびえながらも、ついに入院当日を迎えました。

入院受付を済ませて病室へ移動し、部屋の説明を受けてから検温・採血などします。

付き添ってくれた旦那も、コロナ対策のため長居できない決まりのため、早々に退出。

早速のお昼ごはんを平らげてのんびりしていると、主治医先生が病室に降臨されました。



来賓祝辞かっていうくらい、素敵な口上!!
心のいいねボタン連打です。

手術について、不安や質問はないですかと聞かれたので、聞き忘れていたことを聞いてみる。

腎臓全摘と聞いてますが、副腎も取るのですか?

「副腎は残す予定です。それから、取った腎臓の細胞を詳しく検査します」

ということは、私のがんがどういう種類の腎がんかも、検査が終わらないとわからないということですか?

「おっしゃる通りです。検査の結果は1〜2週間みてください」

そうか〜。

無事に腫瘍を取っても、これで終わりでないことはわかっていたけど。
最初の病院の先生が「見た目が珍しい」って言っていたことが引っかかっていて、少し不安。

そして、主治医先生、



「そんなことある?」と思ったけれど。
たしかに、これから左の腎臓だけを頼りに生きてかなきゃいけないのに、うっかりいいほうを取られたらたまんないもんね。
しっかり書いてもらいます。



病室に流れる奇妙な時間……。





ちょっと……ほわほわしてしまいました(伊之助風)。

手術前の緊張による吊り橋効果なので、お許しください。
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手術中に右と左の腎臓を間違えてしまわないように、手に印を付けてもらうというのは驚きですね。でも、万が一でもミスをしてしまう可能性をなくすためにしっかりやってもらうのは安心ですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。

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著者/マメ子(43歳)
2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628