景気の閉塞感に物価高で、人気企業も低迷!

終わりの見えないコロナ禍に、日用品が次々と値上がりする物価高で、日本経済よりもわが家の家計の方が心配な日々が続いています。
この暗~い気持ちをなんとか晴らそうと、ここのところ不調な日産自動車<7201>や三菱自動車<7211>といった自動車関連ばかりチェックしていたのを一旦ストップ、他業種に目を向けることにしました。

そこで目に飛び込んできたのが、10/11、良品計画<7453>(言わずと知れた無印良品の企業。以下「無印」)のニュース。なんでも近々発表される決算が良くないとのこと。どうしたどうした、と株価を見てみると、その時点で1181円。無印の株価と言えば2000円台も上の方のイメージでしたので、びっくりです。

チャートを見てみますと、2018年には4000円台にもタッチしています。それからはゆるゆると下がり、コロナショック(2020/3)ではなんと1000円を切っています。しかしそこからはさすがの人気企業、半年ほどで2000円台に回復し、2021/3には高値2829円をマーク。1年で2000円近く上がるなんて、買っていたらどれだけプラスになったでしょう。皮算用もはかどります。

しかし、そこからはゆるゆると下がり、2022年に入ってからは1000円台も下の方、4月には年初来安値1109円です。6月には1465円まで回復するものの、10月までゆるゆると下がり続けていて、10/11の終値は1190円でした。

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人気銘柄の低迷は買いなのか?より安い企業に向かうべきなのか!?


株式チャート
【画像出典元】「stock.adobe.com/toshi」

「これは、買い、なのでは?」
私の予算10万円より少しオーバーですが、無印がこの値段で買えるというのはかなりレアなこと。いろんなところからお金をかき集めれば、手が届く範囲です。しかし問題は、「もっと下がる可能性」です。人気の無印、これ以上下がるわけがないとは思いつつ、この物価高、買い渋りをする消費者の気持ちは、私もよぉ~く分かります。

かく言う私自身、結構な無印ユーザーです。人気のレトルトカレーやお菓子は子供も大好き。家具や雑貨もよく買います。身に付けているもの、服はもちろん下着や靴下まで全身無印、なんてこともあるほど。MUJIアプリの会員ステージ(購入金額によって)は基本ゴールド(5万円で到達)、家具などの大きな買い物をした際にはダイヤモンド(20万円で到達)になったことも。

ですが、この最近の物価高で、「これは無印じゃなくていいかも・・・」といった気持ちが芽生えているのも事実。レトルトカレーやお菓子はドラッグストアで、家具や雑貨はニトリで、衣料品はしまむらやハードオフで、と自然と流れている状況があります。

先日も、不用品を買い取ってもらおうとハードオフに行ったら、駐車場は満車でなかなか入れず、やっと入れたと思ったら買取受付がすでにいっぱいで終了、明日の朝一に来てくださいと言われるような状態でした。近所のしまむらやニトリもいつも賑わっています。ならば、それらの企業を買った方がいいのではないか?という結論にいたりました。