3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。突然、血尿が出て脇腹の痛みもあったため、泌尿器科を受診すると腎がんと判明したマメ子さん。無事に腎臓の摘出手術が終わりました。医師からがん検診はしっかり受けたほうが良いと言われ、子宮がん検診、胃がん検診を受け始めるようになりました。

胃がん検診に行くと、バリウムを飲んで排便に苦労したことや、頭痛がある中、無理してバリウムを飲んだら帰宅後すぐにリバースしたことなど過去に経験したつらい思い出がよみがえったマメ子さん。それでもつらさを思い起こさせないように無心でバリウムを飲み干し、必死の思いで検査が終わりました。

バリウム後の排便に苦労した経験から、検査が終わってすぐに下剤を飲んだのですが、なかなか効果が表れず……。しまいには、36時間がたち……。

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どうにか無事にバリウム検査を終え、



家に帰り、お昼ごはん。さっきまであんなに胃がずっしりしていたのに、食べ始めたら止まらない。



ここぞとばかりに、おやつまで。



しかし、夜になっても下剤の効果は表れず……。



お風呂から出ても変化がなく……。



寝る前に下剤を追加したのに、効果なし!



さらに朝食後も1錠追加するも、変わらず。



昼に市販の便秘薬を2錠飲む。
(2錠飲んだらいつも大変なことになるけど、仕方ない!)



結局この日も夜まで食べまくり。



吸収される前に出ていく約束だったのに話が違うじゃない!

寝る前にさらに便秘薬を飲もうとしていた午後11時……。



き、きたっ!
うれしいけど
つらい………!!



胃がん検診の話、最後はただただ食べ続けただけでしたがお付き合いくださりありがとうございました!

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下剤を飲んだのになかなか排便せず、35時間後には体重が2.2kg増加、そして36時間たってやっと排便できたというのは大変でしたね。36時間後のビッグウエーブはかなりつらかったことと思います。次回は胃カメラにするというマメ子さん。バリウム検査がつらい方は、検査方法の変更を検討するのは必要かもしれませんね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。

著者/マメ子(43歳)
2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628