4月から初めての一人暮らし・・・そんなとき心配になるのは食生活。コンビニ弁当ばかりだと飽きるし不健康。かといって毎日家に帰ってからおかずを作るのも大変です。そこでオススメなのが1週間分を休日に作る「作り置きおかず」。ちょっとした時間の使い方で健康的な食生活が送れる作り置きおかずのポイントをご紹介します。

一人暮らしでも栄養バランスをとろう


食事バランスガイド

出典元:「農林水産省」

「バランスの良い食生活」といっても、何を食べたらいいかイメージできないという方もいるかもしれませんね。ポイントは1食の献立に主食・主菜・副菜をそろえること。

・主食
ご飯やパン、麺類などエネルギー源になるもの。1食に1品が望ましい。
・主菜
肉や魚、卵などたんぱく質を含む食材を中心としたおかず。身体づくりの材料となるもの。1食に1~2品が望ましい。
・副菜
野菜やきのこ、海草などビタミンやミネラルを含む食材を中心としたおかず。身体の調子を整えるもの。1食に2品以上が望ましい。

忙しくコンビニや外食で済ませていると、主食や主菜だけの食事にかたよりがち。毎食完璧にそろえることは難しくても、1日1食は、主食・主菜・副菜がしっかりそろった食事をとるように心がけると健康的ですね。

平成17年に厚生労働省と農林水産省が決定した「食事バランスガイド」もぜひ役立ててくださいね。1日分のとりたい栄養の種類や量と料理例をイラストで示した、とても便利なガイドです。

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栄養バランスもとれて節約にもなる「作り置きおかず」って?


作り置きおかず

出典元:「photoAC」

とはいえ、忙しい日々のなかで毎日料理をして、バランスのとれた食生活を維持するのは大変。そこで休日の1時間から2時間ぐらいの時間を使って、1週間分のおかずを作ってしまおうというのが「作り置きおかず」です。

平日は、ご飯を炊いて作っておいたおかずを温めれば、主食・主菜・副菜のそろった食卓があっというまに完成します。まとめて作ることで食材も安く買えて無駄にならず、節約になるのも嬉しいところ。慣れてくれば、多めに作ってお弁当に活用することもできますよ。

次に、作り置きおかずを保存する上での注意点やコツを5つのポイントに分けて紹介します。