2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。

仕事中に倒れ、入院することになったエェコさんのお父さんの今後を心配し、エェコさんは実家を引き払って自宅近くに引っ越しをしてもらおうと考えました。業者による家具の引き取りが終わり、今度はこまごまとしたものを片付け始めたエェコさん。そんなとき、とあるものを見つけたエェコさんは、思わず声を殺しながら泣いてしまい……。

たんすや食器棚といった1人では運び出せない大型の家具を業者に引き取ってもらったエェコさん。家具の引き取りにかかった金額は6万円。そのお金はエェコさんの貯金から支払われました。

家具がなくなり広くなった部屋の中で、エェコさんはこまごまとしたものの片付けをすることに。アルバムを整理していると、とある写真を見つけました。

















家具を片付けてもまだまだ実家の整理は終わりませんでした。

7段のひな人形や日本人形、他にもテレビ台や小さめのプラスチック製のたんすの処分が残っていました。

そういったものを片付けている中で、大量のアルバムを発見しました。父や母には申し訳ないけれど、私が持っていられるものにも限りがあるので、厳選して不要なものは処分することに。

アルバムの中に、母と3歳くらいの私が頬をくっ付けて寄り添い合う写真がありました。その写真を見ていると、懐かしい気持ちと同時に母にあれやこれやと話をしたいことがあふれて……。

父が倒れてから、私はやらなければいけないことが多すぎて、ずっとあちこちに走って動き回っていました。そうやって動いていたから実感はなかったけれど、母との写真を見ていると、つらい気持ちや不安が一気に押し寄せてきました。

母が生きていれば……父がもうちょっとお金にしっかりしていれば……と考えても仕方のないことばかりを考えてしまいました。

写真の中で母と一緒にいる自分はとても幸せそうで、思わずぼろぼろと涙が出てきました。よくよく考えると、このときが初めて父が倒れてから泣いたときでした。
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実家の片付けをしている中でアルバムの整理をすることにしたエェコさん。アルバムには3歳くらいのエェコさんと寄り添っているお母さんの写真が。エェコさんはこの写真を見て、いろいろな気持ちがあふれてきました。今まで頑張ってきたことへのしんどさやこれからのことへの不安、つらい気持ちなどに襲われ、エェコさんはむせび泣いてしまったそうです。皆さんは大切な思い出の詰まった写真を持っていますか?

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者/エェコ
2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。