「サポチョコ」って何? バレンタインだからこそ世界の女の子のことを考えたい

期間限定のチョコレートや映えるお菓子など、バレンタインには毎年いろいろなアイテムが登場する。本命へのプレゼント、お世話になっている人へのギフト、自分へのごほうびなど目的も人それぞれ。昨今、SDGsへの意識が高まる中、バレンタインの買い物を通じて社会に貢献する「サポチョコ」というトレンドが広がっている。

チョコを買って途上国の女の子を支援

サポチョコでは対象の商品を買うと、売り上げの一部が国際NGO「プラン・インターナショナル」に寄付される。プラン・インターナショナルは、途上国の女の子たちが女の子であることを理由に直面している早すぎる結婚(児童婚)や、ジェンダーに基づく暴力、女性性器切除などの課題を解消するために、教育支援や保健・衛生の改善などの活動を75か国以上で続けている。

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20歳代を中心に定着しつつある「エシカル消費」

環境や人、社会に配慮して商品を購入することは、エシカル消費と呼ばれる。エシカルとは倫理的という意味。昨年12月に発表された消費者庁が全国の15歳以上の男女5000人を対象にした調査結果では、エシカル消費の認知度は26.9%と3年前の調査の12.2%より大幅に上昇した。特に20歳代では高く、生活の一部として定着しつつある。

2019年に始まったサポチョコには、今年は東京會舘やプリンスホテル、ローソン、松屋銀座、読売巨人軍、さらには、宮城県の藤崎百貨店や富山県の大和富山店など計11の企業や店舗が賛同している。高級品から買いやすい価格帯の商品までそろっているので、特にオススメをピックアップした。