生活する上では水や電気やガスは欠かせず、「水道光熱費」は毎月必ず支払いが発生します。

水道光熱費は、世帯人数や地域によっても変わりますが、平均的にどれくらいの出費が発生するものなのでしょう。

今回は、1人暮らし世帯と2人以上の世帯における水道光熱費の平均額や、日々の節約術など、水道光熱費に関する情報を詳しく解説します。「我が家の水道光熱費、高すぎるかも?」と思った人はぜひ参考にしてみてください。

水道光熱費とは


光熱費を示すイメージ画像
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「水道光熱費」とは、水や電気など、生活のために必要なエネルギーを購入する上で発生する費用のことを指します。水や電気などを水道会社や電気会社から購入して生活する以上、毎月必ず支払いが発生する固定費となります。

一般的に、下記のような費用が水道光熱費として扱われます。

水道光熱費に該当する費用:
・水道代
・電気代
・ガス代
・灯油代
・その他熱供給代
など

水道光熱費はどの家庭も一定というわけではなく、下記のような要素により、毎月の支払額が上下します。

水道光熱費を上下させる要素:
・世帯人数
・居住地域(暖房をよく使う寒い地域など)
・家で過ごす時間の長さ
・オール電化住宅であるか
・太陽光パネルのような自家発電装置があるか
など

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水道光熱費の1か月平均額は?

政府が発表する「家計調査」によれば、水道光熱費の1か月平均額は、以下のような数値となっています。

電気代・・・8606円
ガス代・・・4066円
他の光熱 ・・・976円
上下水道料 ・・・4291円
光熱・水道(水道光熱費の総額)・・・1万7939円

出典:家計調査2021年「時系列-支出(実数,実質増減率)」より

ご覧のように、2021年度(令和3年度)における国内の水道光熱費の1か月の平均額は、1万7939円となります。なおこの数値は総世帯(単身世帯と2人以上の世帯を合わせたもの)の平均額となります。