食費をなるべく抑えるための節約ワザ。なんとなく試してみているけれど、本当に節約につながっているのでしょうか?

もしかしたら、得するつもりがかえって損している場合もあるかもしれません。今回は、食費節約の中でもよく聞く3つの方法について、本当に節約になっているのか考えてみました!

その1: スーパーのはしごは節約の敵?

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「安いものを探していくつものスーパーをはしごするのは時間や交通費がかかるので節約にならない」。これは本当なのでしょうか?

チラシを見比べていろいろなスーパーを回るのは時間と交通費が無駄になるというのは確かにその通りです。特にわざわざ遠いスーパーに行くと、商品の差額以上の交通費がかかってしまいます。

さらに複数の店舗に行くことで、目移りしてしまい、必要以上のものを買ってしまいがちという点も落とし穴です。

ですが、ガソリン代がどのくらいかかるかなど、交通費と時間を計算し、商品の金額差と比較した上で店舗を移動するのであれば節約になります。また、店舗ごとに買うものを決めて買い物リストを作り、リストに載っているものだけを購入するのもおすすめです。

各店舗の得意分野もあるので、いつ、どこでどの商品を購入するか、ある程度決めておくと、無駄なく節約できるでしょう。

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その2: ポイントカード、クーポンをフル活用すべし?

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購入金額に応じて貯まるポイントや、チラシについている割引クーポン。お得だからとたくさん使っていませんか?節約を重視するのであれば、余計な買い物を増やすきっかけになっているかもしれません。

ポイントやクーポンがあると、お得だから、現金を払わなくていいからと不要なものまで購入してしまいがちに。また、いろいろなポイントカードを作ってしまうと、逆になかなかポイントが貯まらず、結局お得にならないということもあります。

さらに、最近のポイントカードは、購入金額に応じてランクづけされるものもあります。ランクの保持や特別キャンペーンへの参加権利の獲得などを気にしていると、必要以上の買い物をしてしまうことにもつながるので注意が必要です。