ノンバンクを利用するときに気を付けたいこと


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出典元:「photoAC」

信販会社や消費者金融会社などのノンバンクは、貸金業法によって財務局または都道府県への登録制になっています。ノンバンクは預貯金を預からないので、貸付資金は銀行から借り入れたり、社債を発行して調達します。そのため銀行よりも金利が高くなります。

また、貸金業法には総量規制といって、借り過ぎや貸し過ぎを防ぐために設けられた規制があります。貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合、新たな借入れはできない決まりがあり、年収がない人は借り入れができません。

最初から融資枠がついている信販会社のキャッシングは、融資の限度額が少なく金利は高め。カードがあれば特別な手続きなしにすぐ借りられるので、少額の資金を借りて翌月返済するようなときは便利です。

消費者金融会社から借りると、金利は銀行より高いものの、申込方法や返済方法がいろいろ選べます。利便性が高くて審査がスピーディーなのが特徴です。
 

お金を借りる場合は、金融機関ごとに審査基準や返済方法、金利などが違うので必ずチェックすることが大切です。すぐに借りたい、借りたことを家族に知られたくない、低い金利で借りたいなど、自分の都合に合わせて慎重に選びたいもの。計画的に利用してくださいね。