アレもコレも値上げでげんなり。物価高の株価はどっちだ!?

物価高が叫ばれて早数カ月ですが、一向に慣れることはなく、1つ1つの値段にため息をついております。

しょうがないと分かってはいるのですが、セール品大好きな私、元の値段の記憶ががっつり脳に刻まれているので、「おお・・・98円だったのに118円になっとる・・・」といちいち落ち込みます。

そんな中でも、お値段据え置きの商品を見つけると「一生ついて行きます!」と思うものの、よく見たら以前よりも内容量が少なく、いわゆる「ステルス値上げ」だったのだと気付かされ、裏切られた気分です。

こういう状況だと、消費者は買い控えせざるを得ないので、景気全体が冷え込んでしまうのでは?そして、値上げを遂行した企業は株価も下がっちゃうのでは?と気になりました。

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有名どころの食品銘柄をチェックしてみると意外にも…

調べてみますと、意外にも食品業界の「値上げ」のニュースは「株高要因」なんだそうです。日清食品HD<2897>などは、昨年2月に即席袋麺やカップ麺などの値上げを発表した際、株価が12%も上昇したそう。しかもその後も上がり続け、2022/2/2に終値7990円だったのが、2023/4/4の終値は12240円ですって!ワーオ。

単純に、値上げ分は売り上げアップになるのですから、それが株価に影響するのは分かりますけど、でもそれだけでこの長引く値上げラッシュを生き残れるものなのでしょうか。

四季報によると、その理由は「国内即席麺は後退、海外は好調」とのことで、なるほど私の住んでいる世界とは違ったところできっちり利益を上げているようです。

他にも、味の素<2802>、キユーピー<2809>、カゴメ<2811>などのおなじみ企業も、アップダウンはありつつも株価は堅調、2000~4000円台と私には手が出ない価格を維持しています。食品系の銘柄は株主優待も豊富で、羨ましい~!