占い師マリ・カルロッタ・フォルトナータが、5月下旬の暦占いをお届けします。

5月下旬は、二十四節季の【小満(しょうまん)】の頃。夏に向けて草木が青々と伸び、成長する時期です。

江戸時代に二十四節季を解説した『暦便覧』という書物では、小満について「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」と書かれています。これは、万物が成長し満ちていくという意味であり、植物にとっても、私たちにとっても、この時期は過ごしやすく難のない気候と言えるでしょう。

小満の時期は、農家にとっては麦の収穫期です。昨年の秋に蒔いた麦に穂がつき、実りとなることで、農家の人々がちょっとした満足を得るというところから、この時期を、小さな満足と書いて小満と呼ぶようになったとも言われています。

ちなみに、今が小満であれば、次の時期は大満になりそうなものですが、二十四節季の中に大満はありません。これは、二十四節季のもとになった中国の暦において、全てが満ち足りた状態、パーフェクトの状態というのは、後に下り坂になることから、それほど良いものではないとされたことに由来します。

大満足、頂点までいくよりも、ほどほどの状態を重んじる方が良い、という中国式の考え方から、二十四節季の暦の中に小満はあれど大満は定められなかったのです。

さて、今月下旬、もっとも運気の良い日は、

◆5月21日◆

になります。この日は、

・一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
・大安

の二つの吉日が重なります。

・一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
一粒の種まきで、千も万も、実りを得られるという意味の吉日です。お金のご縁を増やすようなことをすれば、それは大いに増えていくでしょうし、新しいことに挑戦すれば、それはぐんと発展していきます。

あなたのやりたいこと、何か善きことを始めれば、それが小さな一歩であっても、大きな実りに繋がっていくでしょう。宝くじ売り場でも、この『一粒万倍日』にのぼりを出しているところもあり、ギャンブルのご縁の強い日でもあります。あなたもこの日に宝くじ、スクラッチなどをやってみてもいいかもしれません。

・大安
万事大吉の日です。暦占いである六曜のほとんどに『これをしたらいけない』という凶事があるのですが、大安の日はこれもありません。何をしてもOK、全てのことが吉となります。何かやりたいこと、チャレンジしたいことがあるなら、この日に始めれば良い兆しが見えてくるでしょう。

5月21日にやってみると吉なラッキーアクション♪

◎大金を得る運気を招き寄せたいあなたは

この日は、お財布に入っている小銭を使えば使うほど、その使った分が全てお札になってあなたの元へ返ってくるような運気の日です。よって、21日にできるだけ小銭を使いましょう。小銭を使った分だけ、それはお札となってあなたの手元に戻ってきます。自分のために使うのはもちろん、人のために使うと、より大きな運となって、あなたに豊かさをもたらすでしょう。

◎友達扱いから恋人になりたいあなたは

好きな人が、あなたのことを友達だと認識しているのなら、21日にあなたからその人に何かしらお誘いをすると吉。21日当日に何かしなくても、とりあえず21日にこれからの約束を取り付けるだけでもOKです。あなたからの小さなアクションで、友達だった縁は、恋愛のご縁に変わります。

◎ライバルに勝ちたいあなたは

仕事のライバルに勝ちたいなら、21日に仕事で使う道具の整理整頓、掃除をしましょう。日常的にパソコンを使う人なら、パソコンやキーボード、マウスの掃除なんかでもOKです。この日に仕事道具の掃除をすると、ライバルの一歩先に進める兆しです。

◎心配事を減らしたいあなたは

日々過ごしていると、いろいろな心配事が生まれるものです。この心配事を減らすには、21日に植物の種蒔き、あるいは苗を買うことが吉となります。どちらかといえば、種を買って育てることに運気ありなので、できたら種を蒔いて水やりをする方が良さそうですよ♪

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5月下旬、他に運気の良い日は?

5月20日
新月(お月さまのパワーがある日。お願い事をすると叶うかも)
寅の日(金運アップの日。お財布を買うと運気アップ)

5月22日
一粒万倍日(一粒の種まきで万の実りがある日。何かをスタートさせると吉)