半身浴の正しいやり方、効果は?お風呂で快適に過ごせるメガネも紹介

半身浴とは、みぞおちの高さを目安に入浴する方法のこと。全身浴と比べて体の負担が少なく、自宅で手軽にできるのが魅力です。また、正しく行うことで体の疲れが取れ、リラックス効果も期待できます。今回は半身浴のやり方と効果、注意点を紹介します。あわせて、浴室で快適に過ごせるお風呂用メガネもチェックしましょう。

半身浴とは

まずは半身浴の基本を、全身浴との違いやメリット・デメリットとともに解説します。

下半身だけお湯につかる入浴法

半身浴とは、下半身のみお湯につかる入浴方法のこと。浴槽に座り、みぞおちの辺りまでのお湯につかった状態が基本です。

全身浴との違い

半身浴と全身浴の違いは、お湯の量。みぞおちまでつかる半身浴に対して、全身浴は肩までつかる量のお湯を張ります。体の疲れを取るなど、期待できる効果は類似していますが、全身に水圧がかかる全身浴は半身浴よりも体への負担が大きいところが相違点です。

また、お湯の温度や時間にも違いがあります。一般的に半身浴は38~40度のお湯に20~30分ほどつかり、全身浴は40度のお湯に10分ほどつかります。

半身浴のメリット・デメリット

体への負担を抑えながら温浴を楽しめるところが半身浴のメリットです。体の疲れを取るだけではなく、眠りの質を高めたり、気持ちが落ち着いたりといった効果があると考えられています。

デメリットは、体が温まるまでに少し時間がかかること。他には、発汗による脱水対策が必須なことや、お湯につからない上半身の冷え対策を行わなければならないことが挙げられます。

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【基本】半身浴のやり方

ここからは、半身浴の具体的なやり方を説明します。まずは基本の流れを紹介するので、普段のお風呂タイムで取り入れてみてはいかがでしょうか。

1. 必要なものを準備する

半身浴を行うための準備として、必要なものを揃えましょう。発汗して体の水分が失われやすい半身浴では、脱水症状が起きないように水分補給用の水を用意します。また、上半身の冷えを防ぐために肩にかけるタオルも準備しておくと安心です。

2. 浴槽の半分くらいまで38~40度のお湯を張る

次に、浴槽の1/2くらいまでお湯を張ります。つかる時間によっては、お湯が多すぎると体の負担になることもあるため注意が必要。お風呂に入っていて、苦しいなどの違和感があったら、お湯を減らしてください。

お湯の温度は38~40度が目安です。

3. 浴槽に5分ほどつかってから髪や体を洗う

お湯を張り終えたら、いよいよ入浴です。かけ湯で体の汚れを簡単に落とし、浴槽に入りましょう。かけ湯は冷えた体を温めて、お風呂に入った時の急な体の温度変化を防ぐことにもつながります。

5分ほどお湯につかったら、浴槽から出て体や髪を洗ってください。先にお湯で体を温めておくと、汚れを落としやすくなります。

4. 浴槽の半分にフタをした状態で20~30分ほどつかる

全身を洗った後は、再びお湯につかります。次は20~30分ほど入浴しましょう。浴槽に蓋をして、お湯が冷めないようにするのがポイントです。浴槽内の温かさを保てば、上半身の冷えも防げます。