利き目の調べ方は?正しく視力を矯正して視界を良好に

「遠くにある物との距離感をもっと正確につかみたい」と感じている人は、利き目を意識するのも1つの方法です。利き目を上手に使えば、日常生活のさまざまな作業がスムーズに行えるようになるかもしれません。この記事では利き目の調べ方や意識するメリット、注意点、メガネ・コンタクトレンズを作る時の考え方などを解説します。

利き目とは

まずは、利き目とはどんな目なのか、利き手との関係や利き目の決まり方と共に解説します。目への理解を深めるために役立ててみてくださいね。

利き目は脳が優先的に情報を処理する目

利き目とは、左右のうち脳が優先的に情報を処理する方の目のこと。両目で何かを見た時、脳は両方の目から入った情報を同時に処理しているのではなく、どちらか片方の目から入る情報を優先的に処理しています。正式名称は「優位眼」です。

利き目と利き手との関係は?どうやって決まる?

右利きの人は利き目も右になるなど、利き手と利き目が同じになる人は多いと言われています。しかし、利き手と利き目の具体的な関連性は明らかになっていません。成長過程で自然と利き手が決まっていくように、利き目も生まれてから一定の期間を経て決まると考えられていますが、詳しい仕組みは不明です。

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利き目の調べ方

「自分の利き目はどちらだろう?」と疑問に思う人もいるはず。ここでは利き目を簡単に調べる方法を紹介します。いつでも手軽に調べられるため、試してみてはいかがでしょうか。

遠くのものを指差す

最初に両目で遠くにある対象物を見て、指を差してください。次に、左右の目を片方ずつ閉じて指を差した方向を見ます。指が差した方向と対象物がぴったりと合って見える方が利き目です。指と対象物がずれて見える方は、利き目ではありません。

両手の隙間から遠くのものを見る

まずは左右の親指と人差し指を重ね、三角形の隙間を作ります。次に、三角形の隙間に対象物をすっぽりと収めてください。左右の目を片方ずつ閉じた時に、対象物が隙間から外れず完全に収まって見える方が利き目です。