友人が泊まりに来て「お玉はどこにある?」と聞かれたら応えられるんですが、「どうしてお玉をここに収納するの?」と突っ込まれると困ってしまいます。分かりやすく使いやすいキッチンにするための片づけのルールを教えてください。

Q1 キッチンの片付けは、どこから手を付けたらいいですか?

A1 キッチンは一日のうちでも過ごす時間が長い場所ですので、ちょっとした使いづらさも放置しておくと大きなストレスになってしまいます。何年もそのままということで、調理ツールがバラバラに置いてあったり、同じストック品が複数個見つかったりと、片づけのルールがあいまいになっていますね。

せっかく片付け直すのでしたら、どこから…と迷うより、まずは全部出してみましょう!次に整理です。整理とは、物のいる・いらないを判断して、取捨選択していく作業です。収納を工夫する前に、しっかり整理して物の数と量を絞ることが大切。一時期流行したような、すき間にどれだけ物を詰め込めるか競うような収納テクニックは、一見片付いたように見えてもキレイな状態をキープするのが大変で、長続きしません。

理想としては、自分が管理しやすく、家族が把握しやすい、適切な数と量にまで物を減らすこと。その第一歩として、「今使っているか」「賞味期限は切れていないか」を基準に、いらないものを捨てましょう。

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Q2 米びつがあるのに使っていない。毎日使う鍋やフライパンが取りだしづらい。どこに何をレイアウトしたらいいか教えてください!

A2 あるのに使っていないもの…必要なのに使いこなせていないということは、置く場所が使う場所と合っていないのでしょう。上の写真左側はビフォー写真、右側はアフター写真です。ビフォーではシンク下の奥に米びつがあり、ふたの上に使いかけのお米が乗せられています。

シンク下は湿気が高いのでお米の収納場所にふさわしくありません。そこで、アフター写真のようにシンク横の引き出しに入れ込むのをおすすめします。米びつのふたが開けやすくなり、同じ引き出し内に雑穀米の小分けパックなど炊飯時に一緒に使う物をまとめたので使い忘れも防げますよ。

本来シンク下は、水を入れて使う鍋やボウルなどを収納するのに向いています。取り出してすぐ火にかけるフライパンは、ガス台の下に収納すると使いやすさアップ。

同じ理屈で、料理をしながら使うことが多い調味料も、ガス台の下に置いておきましょう。「火まわり」「水まわり」をキーワードに動線を意識して収納場所をレイアウトするのがコツです。