当時48歳だった私は、ある日の夜中に激しい腹痛に襲われました。初めは便秘からくるものだろうと思っていたのですが、排便をしても治まらない腹痛……。翌日内科を受診するも回復せず、症状はひどくなるばかりでした。ついに下血して不安になり、今度は胃腸科を受診。そこで診断されたのは……。

突然激しい腹痛と下痢に襲われ



20代のころからずっと便秘気味の私。便が1週間も出ないこともしばしばありました。

しょっちゅう便秘で腹痛を起こし、トイレにこもってもなかなか出ない……。そんな生活をずっと続けていましたが、特に気にはしていませんでした。

48歳のとき、夜中に激しい腹痛に襲われトイレにこもることに。そのとき1週間近く排便がなかったので、最初のうちは「また便秘で痛くなったのかな」と思っていました。

しかし、トイレにこもり排便を済ませても治まらない腹痛。何度かトイレに通ううちに、硬かった便は下痢へと変わっていき、発熱の症状まで表れるようになったのです。

「あれ、なんかおかしい……胃腸炎かな……」と、いつもとは違う腹痛に戸惑う私。その後は朝まで何度か下痢を繰り返し、眠れない夜を過ごしていました。

(広告の後にも続きます)

病院を受診するもおなかの風邪と診断され



朝になってもまだ下がらない熱と治まらない腹痛によって、食欲もなくしばらく布団から出られず……。

「何かあったら連絡して、すぐ戻るから」と、夫は心配そうに仕事へ向かっていきました。ひとりになり急に不安になる私。体もだるかったのでしばらく寝ることにしました。

気付いたら昼過ぎになっており、腹痛で目覚めた私がトイレに向かうとまた下痢になっていました。

「もしかしたら胃腸炎かも」と思い、内科を受診することに。受付をして待合室にいる間もおなかは痛く、「早く順番が来てよ~」と冷や汗をかきながら待っていました。

そして、30分ほど待ってようやく診察の順番が回ってきます。おなかが痛いので、背を丸めながら診察室へと向かっていきました。

先生からの問診があり診察へ。先生には「おなかの風邪(感染性胃腸炎)でしょう」と言われ、整腸剤と解熱鎮痛剤を処方してもらって自宅へ帰りました。何か大きい病気では……と不安になっていた私は少し安心していました。