40代後半に突然感じ始めためまいと耳鳴り。時には立っていられなくなるほどひどく、物につかまったりしゃがみこんだりすることが多くなりました。頻繁に起きるようになると車の運転も不安になって、病院を受診したときの体験をご紹介します。

前触れなく起こるめまいと耳鳴りの恐怖



最初に体の変化に気付いたのは40代後半のことです。毎月同じ日に始まるくらい正確だった生理が不順気味に。始まったと思っても経血量にバラツキがあって、これまでは悩まされたことがなかった生理痛も重く感じることもありました。

そんなある日、職場で立ち仕事をしていると、この場で倒れてしまうのではないかと思うほどのめまいが襲ってきました。思わずしゃがみこんだのは良いものの、立ち上がることができずに同僚に助けてもらってやっとのことで椅子に腰をかけるはめに。

その後、片方の耳だけが「キーン」となる不快な耳鳴りも加わって仕事や家事に支障が出始めたのです。

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めまいと耳鳴りがひどくなり病院へ



突然起こるめまいと耳鳴りに悩んで、最初に受診したのは耳鼻科です。聴力検査をはじめ、いくつかの検査結果も異常なしとのことでした。ビタミン剤と代謝を改善する薬で様子を見ることになりましたが、2週間後にもう一度耳鼻科を受診するまでの間も、「キーン」という耳鳴りや目の前が急にゆらゆらと揺れ出すようなめまいに襲われ続けました。

特に前触れなくやってくるめまいはソファでくつろいでいても起こり始め、常に緊張する生活を送らざるを得ない状態になってしまったのです。