ブランド品のバッグや外車を持っている人を見て、「お金持ち」と思っていませんか?もしかしたらそれは「お金持ち」でなく、「お金を使う人」かも。意外にも本当の金持ちは、派手な格好をしていないもの。そんな隠れ金持ちには、ある共通点があります。さっそく探ってみましょう。
お金持ちってどんな人?20代のお金持ちとは?
どれくらい財産を持っていると、お金持ち=資産家と呼べるのでしょう。実は資産がどれくらいあれば資産家と呼べるかは定まっておらず、辞書にも「財産を多く保有する人」と書かれています。ですが、野村総合研究所では、5億円以上の純金融資産を保有している人を超富裕層、1億~5億円未満を富裕層としています。富裕層・超富裕層の割合は、世帯数の2.7%ほど。日本ではこの富裕層以上を、資産家として扱うことが多くなっています。
20代の金融資産保有額は?
グラフ
「家計の金融行動に関する世論調査[総世帯](令和4年)」によると、20代で1000万円以上の金融資産がある人は4.5%、さらに3000万円以上となると1.2%。これらのことから、20代のお金持ちは金融資産1000万円以上ある人と考えてよさそうです。親が富裕層である「親リッチ」と呼ばれる20代も含めると、20代の5%以上がお金持ちと考えられるでしょう。
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本当の金持ちは目立たないってホント!?
女友達
【画像出典元】「eduar/ stock.adobe.com」
資産家の多くは、派手なブランド品などを持つことを好まない傾向にあります。その理由としては、
・すでに満たされている
・目立つことにリスクがある
・マネーリテラシーが高く、倹約家が多い
などが挙げられます。十分な資産があるので、新たにあれこれ買う必要はありませんし、お金があることを周囲に知られると妬まれたり、犯罪に巻き込まれたりするリスクも上がります。また、資産家の多くは、マネーリテラシーが高いのも特徴のひとつ。そのため、日頃から持ち歩くお金は少なく、無駄なお金を使うことを嫌う傾向があります。