2022年10月にオープンした「LOTTE DO Cacao STORE」。ロッテは1964年のチョコレート事業開始以来、約60年もの間チョコレートと向き合ってきました。カカオの可能性を広げることを目的に2015年からスタートさせた「LOTTE DO Cacao PROJECT」の情報発信を行う場所として、またカカオの新たな魅力に触れられる”体験型”のカカオ専門店として、そしてカカオの味わったことがない新たな魅力を楽しめるカフェとしても人気を集めています。ロッテグループの思いがつまったお店です。

そんな「LOTTE DO Cacao STORE」と、スイーツメディアufu.がコラボレーション。ufu.が選んだ今最もHOTなシェフを呼び、“カカオの魅力”を、そしてカカオが持つ無限の可能性を多くの人に楽しんでもらいたいと「カカオの限界」イベントを開催。計2回行われる本イベント、前回の記事では第一回目のイベントをお届けしていきましたが、今回はラストとなる第二回目のイベントの模様をお届けしていきます。

クッキーショップ「VIOLETTA」SNSでも人気に火がついたすみれさんが登場

イベントの第二弾の開催は、10月20日(金)〜22日(日)に開催されました。第二弾に登場したのは、X(旧Twitter)では6万フォロワーを超え、一つ一つ丁寧に作られる手づくりのクッキー缶がSNSで人気沸騰。販売と同時に一瞬で売り切れてしまうほど人気の女性シェフすみれさん。

オンライン販売を中心に活動をし、2023年2月には初のレシピ本『こだわり食感がおいしい 何度でも作りたいクッキーと焼き菓子』(KADOKAWA)を出版するなど、今もっとも勢いのある20代のパティシエールです。また自身のブランド「VIOLETTA」で初となる実店舗が東京に年内にOPENすることも最近アナウンスされました。

そんなすみれさんが本イベントで手掛けたスイーツはショートケーキ「Papillon(パピヨン)」。ガーナ産カカオマスを使ったチョコレートのショートケーキです。

一般的に単一品種での栽培が難しいと言われている中で「LOTTE DO Cacao PROJECT」では単一品種(カカオマス中)のチョコレートづくりに挑戦。ナッツのようなコク深さを感じる“ガーナ”、フルーティーな香りと酸味のある“パプアニューギニア”、真っ赤なベリーや森林の香りを持つ“インドネシア”の3種類のカカオを栽培しています。今回すみれさんが選んだのは「ガーナ」。

(広告の後にも続きます)

ナッティーで香ばしい“ガーナ”とショートケーキの奇跡のマリアージュ

カカオマスを初めて使ったというすみれさん。ジェノワーズから中にサンドされたクリームや表面のクリームまで、カカオづくめで構成。“ガーナ”を選んだ理由をすみれさんに伺うと……。

すみれさん「他の産地のカカオに比べて、チョコレートとしての味を想像しやすく、またナッティーな味わいがジェノワーズや生クリーム、そして使用している苺との相性もいいと感じました。そして飾っているチョコレートで作った蝶々は実は『ロッテ ガーナブラック』。アクセントとして使用することで、ビターな味わいも加わり、全体としてバランスよく仕上げました。