塩分1日6gで野菜中心のメニューに改善



退院してからの節制生活が始まりました。まず、0.1mg単位のスケールを購入。今までなら肉や魚が中心のメニューでしたが、野菜中心にするため、何種類もの野菜を購入しました。

肝心のメニューは、病人食をメインに紹介しているサイトに、月額料金が課金されるプランで会員登録をしました。バラエティに富んだメニューがあり、しかも短時間でできる手軽さです。

最初はあまりの薄味に、私も物足りなさを感じましたが、慣れてくると外食の料理がいかに塩分豊富だったかを実感しました。塩を使わなくても、酢やカレー粉などを使って味わい深い料理ができることも学びました。

夫も慣れるまで大変でしたが、あのときの苦しさがよほど身に染みたのでしょう。この食生活になってから醤油をかけることもなくなりました。また、85kgあった体重が、今では8kg減少して77kgになり、検査でも良い数値が出ています。

実は私も中性脂肪値が400mg/dL以上あったのが、今は200mg/dLまでに下がっています。若いときは少々の無理も体が調整してくれましたが、50歳を超えた今は素朴な食事がとても体に良いことを実感しています。

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まとめ

普段から喧嘩ばかりしている夫婦ですが、いざ倒れてしまうと悲しいものだと思い知らされました。幸いにも命を取りとめた現在、私にできることは食事に気を付けることぐらいです。夫婦共々体質改善をするために、夫の退院後、減塩食に没頭。子どもたちからは「頑張り過ぎると長続きしないよ」と言われましたが、お互いの健康のため! と毎日孤軍奮闘しています。

いつまで続くのかわかりませんが、健康食のメニューも増えて楽しくなってきたところ。さらに、結果が出ているので、やる気はいまだに持続しています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。

イラスト/おんたま

著者/Mrsjunko(55歳)
結婚した当初から建築関係の会社を営み、2人の男の子と1人の女の子を授かる。45歳で子宮筋腫から子宮と卵巣を全摘、その後更年期が始まることに。体調の変化に四苦八苦しながらも、夫との2人暮らしを満喫している。趣味はおいしいものを食べて海外ドラマを見ること。