ネイル中、自分自身の足の指毛に驚がく
時は過ぎ、知人が35歳になったころ、もともと前からしたいと思っていた全身脱毛を始めました。計8回コースで施術を重ねるごとに毛の伸びる速度や量が減っていくことを体感し、4回目を過ぎたあたりで「ほとんど毛も生えてこないし別にいいか」と、だんだんと日々のお手入れがおろそかに……。6回目の施術を終えたころには、知人は除毛そのものをすっかりと忘れてしまったようです。
ちょうどそのころ、知人はネイルサロンで足の爪にネイルを塗る予約をしていました。ネイルサロンに着いて早速靴下を脱ぎ、塗ってもらう自分の足に目をやります。すると右足の親指に1本のごつくて太い毛が生えていることに知人は気が付いたのです。
「しまった~! 毛が生えにくくなったからって油断してた~!!」と知人は内心で慌てふためくも、いまさらどうすることもできないままネイルは続行。ネイリストさんとおしゃべりをしている間も、知人は足の指毛が気になって空返事になってしまい、心ここにあらずの状態でした。
このとき、知人は足の指毛を見て「この光景、どこかで見たことあるような……?」と考えていたようですが、その時点ではかつてのスナックのキレイなお姉さんと自分の足の指毛が一緒だったことにはまだ気付けなかったそうです。自分の指毛が気になり、かつ、心に何かもやもやと引っかかるものを感じながら、いつもの倍以上長く時間がかかったように思った施術が終わり、でき上がったネイルを確認するときちんとかわいらしく仕上がっていました。
しかし、このときはネイルのかわいさに心からうっとりすることができなかったそう。帰宅した知人は、早速足の指毛をお手入れしてムダ毛を処理。今後は全身脱毛をしたからと油断せず、しっかりムダ毛に気を付けようと心に決めたとのことでした。
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まとめ
後日、知人はネイル中に感じたデジャヴが、かつてスナックで働いていたころのお姉さんの足の指毛のエピソードだったことを思い出します。「もしかするとお姉さんも全身脱毛中はこんなふうにして忘れていたのかも……」と知人は考え、当時同僚と一緒に笑い倒してしまったことを深く反省。今後は自身のムダ毛に気を付けると同時に、もしお姉さんに会う機会があれば、あのときに笑い話にしてしまったことをちゃんと謝りたいと知人は思ったそうです。
※妊娠中はホルモンバランスの影響で皮膚が敏感になり、肌トラブルが起きやすい状態になっています。妊娠中のレーザー治療は控えましょう。
※妊娠中に体毛が濃くなる場合もありますが、産後に戻ることがほとんどです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者/サクラ
アニメ、イラスト、ゴルフが好きなのんびり屋。自閉症スペクトラムとADHDを持っており人間関係に苦労しがちだが、克服しようと奮闘中。