血液検査の結果に驚き!



婦人科を受診すると、やさしそうな女性医師でした。ホッとしながら、医師に症状を伝えたところ「更年期障害の可能性は十分にありますね。まずは検査しましょう」ということになり、内診と血液検査をしました。

後日結果を聞きに行くと、先生が少し申し訳なさそうに「子宮も血液も問題なし。エストロゲン(卵胞ホルモン)もしっかり出ているし……数値上はまだ更年期治療の必要はないみたい」と言うのです。

「まさか、こんなに眠くてだるいのに?」と思わず声を上げた私。先生は「ホルモン治療の必要はまだないけれど、今の症状には漢方やプラセンタで対処する方法がありますよ。よかったら対症療法でプラセンタ注射を試してみませんか? 効果には個人差はあるけれど、更年期なら保険対象で受けられますよ」とおっしゃいます。わらをもつかむ思いで、「ではお願いします」と伝えました。

プラセンタ注射は継続して効果が実感できるとのことで、週に1回、現在5週間ほど通っています。たしかに打った後2〜3日は調子が良いような気もします。以前のように半日寝込むようなことはだいぶ減りました。プラセンタ注射の効果を信じて、しばらく継続してみようと思います。

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まとめ

アラフィフの不定愁訴は、エストロゲンの大幅な減少が唯一の原因だと思い込んでいた私。ですが客観的な検査結果を見て、不定愁訴の何もかもが「ホルモンの大幅減少のせい」とは言い切れないことを実感しました。それでも対症療法を提案してくださった婦人科の先生には感謝しています。

プラセンタ注射が今の私にどれだけ合うかはまだわかりませんが、少なくとも緩やかな効果は発揮されているように感じるので、信じて継続してみます。これを継続することで、来たる本番の更年期症状にも、緩やかにソフトランディングできたらいいなと願いつつ……。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

※プラセンタ注射は美容外科や皮膚科、婦人科でもよく使われるようになり、患者さんによってはとても効果がある治療です。ただ、プラセンタ注射はヒトの胎盤から抽出されるもので、病原体侵入による感染リスクをすべて否定できているものではありません。
また、プラセンタ注射をすると献血はできなくなるため、同意書を書く必要もあります。十分にリスクを理解した上でおこないましょう。

監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。

著者/まっちゃ (45歳)
40歳で再び独身に戻った、バツ2シングルマザー。30代まではボディラインにも肌にも自信あり。40代初期はプロポーションを褒められたり、そこそこモテたりでいい気になっていたが、40代半ばになり加齢の現実を徐々に目の当たりにしている最中。