家事や子育てに追われて、定期的な運動やトレーニングを続けることがなかなか厳しい今。ふと目にした肩甲骨ストレッチが気になり、1日1分を目標に取り入れることにしました。効果が出ているのかわかりませんでしたが、知り合いから「後ろ姿が全然違う!」と驚かれました。1日たった1分で顔周りや肩周りが激変した簡単な肩甲骨ストレッチについてお話しします。
半信半疑で始めた肩甲骨ストレッチ
産後、好きなものを好きなときに好きなだけ食べるという生活をし、ダイエットとは無縁だった自分。40歳を過ぎて、気が付けば上半身は産前よりひと回り大きくなり、顔の輪郭も首とほぼ同化してしまうほどに……。
健康診断でLDLコレステロール値の高さを指摘され、健康のためにダイエットをしなければと、食生活の見直しをおこなうことにしました。ダイエットといえば、やはり定期的な運動や筋トレが必要なはず。しかし、まだ子どもが小さく、ジムやヨガに通う時間がありませんでした。
そんなときに、テレビで”肩甲骨をほぐすことで脂肪燃焼につながる”という情報を見て「肩甲骨をほぐすってどういうこと?」と興味を持つようになりました。別名「肩甲骨はがし」とも呼ばれる肩甲骨ストレッチをすることで、“分厚い背中も華奢になる”というかなり魅力的なワードにひかれ、華奢になるという高望みまではしないまでも、まあ少しでも効果があればいいかなと、半信半疑で1日1分の肩甲骨ストレッチをスタートすることにしました。
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肩甲骨ストレッチを始めて肩凝りが改善
私が始めた肩甲骨ストレッチは、
(1)両腕を伸ばしながら前後それぞれ10回ほどぐるぐると回す
(2)右手で右肩、左手で左肩をつかんで肘を前後各10回ぐるぐると回す
(3)両手を後ろでおしりのあたりで組み、腕を伸ばしながら上下に10回動かす、というごく簡単な動き。
約1分ほどでできるため、最初は気が向いたときにおこなっていましたが、お風呂に入る前におこなってから湯船につかると血流がさらに良くなるのではと思い、入浴前にストレッチをしました。私がおこなっていたストレッチは、完全に自己流の動きですが、両手を後ろに伸ばすという動作は、凝り固まった肩甲骨をほぐす効果があるということを知り、特に時間をかけて入念にするように心がけました。
肩甲骨ストレッチを始めて1週間ほどたったある日、ふとこれまで気になっていた首や肩の凝りをあまり感じなくなり、なんとなく肩がすっきりしているように感じました。肩甲骨ストレッチは、肩甲骨周りの筋肉をほぐして血流やリンパの流れを改善し、肩凝り改善に効果を発揮するそうです。思わぬ効果に、肩甲骨ストレッチの良さを早速実感しました。