7.債券投資は預貯金と株式とのつなぎ役

これまで見てきたように、債券は預貯金と株式の中間的な位置づけとなります。また、債券は株式とは一般的に逆の値動きをするといわれているため、株式と債券をバランスよく保有することでリスクを抑えた分散投資となりえます。サッカーでいうと、キーパーを中心としたディフェンスばかりでは点が取りにくい、かといって攻撃ばかりに力を入れているとたくさん失点をしてしまいます。そこでその中間的な存在であるミッドフィルダーが守備と攻撃のつなぎ役をしてくれますが、まさに債券も預貯金と株式のつなぎ役として期待できます。

利回りの計算など、やや複雑な点もありますが、何度か当コラムを読み直して理解に努めてみてください。あなたのバランスのよい投資に一役買ってくれるはずです。