飛蚊症が急変したおかげで網膜裂孔を発見
網膜裂孔がさらに進むと網膜剥離(もうまくはくり)を引き起こしてしまうらしく、裂孔の周囲にレーザーを照射して凝固させる手術を受ける必要があると言われました。幸いにも早い段階でレーザー手術を受けることができたので網膜剥離までいかずに済みましたが、飛蚊症の症状の変化に気付かず眼科を受診していなかったらと思うとぞっとします。
眼科医いわく、飛蚊症はいろいろな目の疾患の初期症状として出現することもあるとのこと。私にとっては長い付き合いの症状なので、ともすればその変化を見逃してしまう可能性もありましたが、手遅れになる前に飛蚊症からのシグナルに気付けて本当によかったと思いました。
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まとめ
眼科医には「今回は網膜裂孔だったけれど、今後、加齢によって他の目の疾患も起こる可能性がある」と言われました。そのため、飛蚊症の症状に変化があったときは詳しい検査をして、単なる加齢による変化なのか、他の疾患があるのかを見る必要があるそうです。ちなみに飛蚊症そのものについては、私の場合は小学生のころから患っており加齢的な要因もあるので、今後も改善は期待できないとのことでした。
しかし、他の目の疾患のシグナルともなる飛蚊症です。40代になった今、長く付き合ってきた症状でも昔とは違うことを実感したので、今後は少しでも気になることがあったら早めに受診し、変化を見逃さないようにしていきたいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)
日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。
著者/ジュンコ(42歳)
30代後半に甲状腺がんで甲状腺全摘。その後、出産。息つく暇もなく40代に突入すると、今度は加齢による症状が出現。体調管理に努めながら、子育てに仕事に治療にと全力投球。