アオダモの木は木製バットの材料として利用されている

アオダモの材木は、硬く丈夫で、弾力性に優れているなどの特徴があり、曲げ木にも適しています。これらの特性により、古くから野球の木製バットやテニスラケットの木材などの用途で利用されてきました。

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アオダモの仲間

アオダモが属するモクセイ科トネリコ属には以下の樹木があります。

ヤマトアオダモ

アオダモは白またはアイボリーの花弁をつけるのに比べ、ヤマトアオダモには花弁がありません。オオトネリコとも呼ばれます。

マルバアオダモ

マルバアオダモはアオダモによく似た白い花が咲きます。葉っぱは鮮緑色で、葉脈上にわずかに毛がある点がアオダモとの違いです。

ミヤマアオダモ

本州、四国に分布するミヤマアオダモは、アオダモによく似ていますが、葉っぱの縁に鋭い鋸歯があるのが特徴です。

シマトネリコ

ツヤのある美しい葉をつける、トネリコ属では数少ない常緑樹で、シンボルツリーとして人気です。

アオダモと名前が似ているアオハダとは?


アオハダ。

樹形や名前が似ていることから混同されやすいアオダモとアオハダ。アオハダはモチノキ科モチノキ属の樹木で、アオダモと同様に雑木風の庭づくりに人気です。「アオハダ」という名の通り木肌は青みがかっており、小さく丸みを帯びた葉や、淡い緑色の丸い花びらなどの特徴から、アオダモと見分けがつけられます。