男の子を育てながら在宅でマンガを描いている神谷もちさんが、友人の体験をもとに夫婦のすれ違いを描いたマンガ

妻・キリコさんのことを男友だちに愚痴った夫・てつおさん。「家に帰って妻が不機嫌だと気がめいる」と思う夫3人でした。友だちの「妻は自分ばっかり大変だと思っている」という言葉を聞き、「俺たちって何?」と思うてつおさんなのでした。その後、帰宅すると……。

好き同士、結婚したくて結婚したのに…

帰宅したてつおさんは無表情のキリコさんを見て「今日も不機嫌か」とうんざり。キリコさんは玄関の靴を見て「はるかの教育に悪いからちゃんとそろえてって何回も言ってるのに……」とうんざり。キリコさんとてつおさんそれぞれに「なんでこんな嫌な思いをしてこの人と暮らしているんだろう」と思うのでした。

でも、子どももいるし家のローンもあるし……。

















子どももいるし、家のローンもあるから、こんなくだらないことでいちいち離婚なんてしていられないけど。
はるかが大きくなって手が離れたら、熟年離婚とかするのかなあ……。

子どもがいなくなったこの家で、夫婦2人なんて無理。
好き同士、結婚したくて結婚したのに……。

遠慮と気づかいがなくなった夫婦は、愛情をすり減らしていくしかない……。
愛情がゼロになったら、私たちはどうなってしまうんだろう……。

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ずっと遠慮や気づかいができる夫婦でいられたら……それはすてきだし、ある意味理想かもしれません。でも、一緒に生活をしていたら、現実問題としてなかなか難しいですよね。そのとき、2人でどんな関係を作っていくかが大切なのでしょう。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者/神谷もち
2019年、男の子を出産したアラフォーママ。現在育児をしながら在宅でイラストやマンガを描く仕事をしている。