5年間の不妊治療体験を持つ梅原こうめさんが、ブログのフォロワーさんの妊活・妊娠体験談を描いたマンガ。

不妊治療専門病院で3度の体外受精をおこない、念願の妊娠をしたアマさん。しかし、配慮のない夫の言動に腹が立ち、実家へ帰りました。夫が電話をしてきたものの、また言い合いに。「置き手紙をしたのは私の本気度が伝わればと思ったからだけど、意味がなかった」と思いました。母親は「いつまででもいてくれていい」と……。

私も余裕がなかったと思うけど…

アマさんは何度か夫と話し合いをしたものの平行線で、出産後も別居のままでした。そのため、夫は隔週でアマさんの実家にやってくるようになりました。「小さな違和感がだんだん大きくなって、かみ合わなくて、期待しては裏切られるの繰り返しだった」と思うアマさん。それを変えていきたいと考えるようになりました。

そこで、以前の職場に復帰しようと……。





夫・ハルトに、引っ越し前に働いていた会社に復帰できるようお願いするつもりであることを伝えました。
すると、「ずっと実家にいるってこと!? もう……頼むよ!」とハルト。

私だって、ハルトだけが悪いとは思っていません。
私も余裕がなかったし、勝手でした。
でも、以前のあの時間を思い出すと、ハルトと一緒に暮らそうとは考えられないのです。

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ハルトさんは、しばらく実家にいればアマさんの気持ちも落ち着いて、家に戻ってくるだろうと思っていたのかもしれません。でも、ハルトさんが思っている以上にアマさんの傷は大きく、深いもののようですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者/海原 こうめ
ブロガー&マンガ家。2023年11月17日に新刊『まんがでわかる腸の整え方』(1320円/イースト・プレス)を発売。不妊治療の経験を基に、読者の妊活体験談やエッセイマンガをブログやSNSで更新中。Instagram:@umihara_koume