【大学教授インタビュー】生命保険における相互扶助とは?生命保険の構造についてくわしく聞いてみた!

生命保険の仕組みを説明される際に表現される「相互扶助」についてご存じですか?

相互扶助とは、保険加入者がお互いにお金(保険料)を少しずつ出し合い、保険料を払ったうちの誰かが事故に遭ったなど万が一の時に、集まったお金の一部を渡し、お互いに助け合うことです。

実際に保険へ加入される方はこういった「助け合い」の意識を持って加入されているのでしょうか。

今回、保険やリスクマネジメントの研究をされている兵庫県立大学 政策科学研究所 所長の田中隆教授に「相互扶助」についてインタビューしました。

生命保険の相互扶助について

今回のテーマである生命保険の相互扶助について、田中先生にお話を伺いました。

いつ頃から相互扶助の意識が低くなっていったのか

海外の保険について

加入者は相互扶助を意識せずとも生命保険が成り立つのか

「相互会社」とは?
保険業法で保険会社のみ設立が認められている会社形態。
株主がおらず、契約者一人ひとりが会社の構成員となる。

「助け合い」としての生命保険の構造


田中隆(2021)「生命保険における「助け合い」と相互性に関する考察」『保険学雑誌』第652号よりナビナビ保険編集部にて作成

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保険の加入目的

ここまで生命保険への加入者の意識や生命保険の構造について伺いました。

次に、医療保険・がん保険などの第3分野の保険や生命保険(死亡保険)への加入者の目的について伺いました。

医療保険やがん保険などの加入目的

生命保険(死亡保険)の加入目的