バランスのよい食事は、健康の維持はもちろんしっかり働くのにも大切なこと。とはいっても、一人暮らしで仕事から帰ってきて、自炊するのはなかなか大変です。そこで今回は、便利なミールキットなども含め、自炊なしで可能な食費節約方法をご紹介します。

一人暮らしの食費、平均はいくら?


食品カート
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節約のためには、まずは平均的な食費を知っておきたいもの。2023年発表の「家計調査」から見てみましょう。

34歳以下の働いている単身世帯の食費平均(1カ月):3万5014円

同調査のうち、男性の食費は3万7823円、女性の食費は3万921円でした。男女の食費の差は、男性の外食費1万6651円、女性の外食費1万126円の差によるところが大きく、男性が食費を減らすには外食をどう減らすかがポイントといえます。

理想の食費割合は?

一人暮らしの食費は手取りの10~15%以内が理想だといわれています。

手取り20万円:2万円~3万円
手取り25万円:2万5000円~3万7500円
手取り30万円:3万円~4万5000円

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自炊なしで食費を節約する方法は?


食事
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外食を減らしつつ食費を節約する方法としては、以下のようなものがあります。

ご飯のみ自炊

自炊なしとはいっても、節約したいならご飯だけは炊きましょう。無洗米なら研ぐ必要はなく、水を入れて炊くだけです。多めに炊いて茶碗1杯分をラップに包み、冷凍庫で保存。食べる直前にレンジで温めていただきます。

おかずはスーパーで購入

スーパーのお惣菜は種類が多く、バランスよく選ぶことができます。コンビニにもお惣菜はありますが、スーパーのほうが価格も安くお勧めです。夕方から割引になるスーパーも多いので、時間帯を考えて出かけましょう。

冷凍食品や缶詰を利用

忙しいときに活躍してくれるのが、冷凍食品や缶詰などの長期保存可能なおかずです。冷凍食品なら小分けされたもの、缶詰なら小さめのものを選ぶことで、無駄なく消費できます。

ミールキットを利用

ミールキットは高いイメージがありますが、最近は1~2人用のお手頃価格のミールキットが増えています。献立を考えたり、スーパーに買い物に行ったりする手間を考えると、お得なケースも。

次におすすめのミールキットをご紹介していきます。