新卒から上手に貯金を続けるコツは「先取り貯金」

新社会人が上手に家計管理を行い、お金を貯める上で最も大切なことは「先取り貯金」です。毎月の手取りや収支をイメージし、手取りの1~2割は貯蓄を行いたいところです。その際に「余った分を貯金に回そう」と考えていると、なかなか貯金ができません。給与が支給された段階で一定額に手を付けず先に貯金に回すのです。例えば給与振り込みの際に自動引き落としにしておくというのが一番分かりやすいと思います。その他、今では毎日100円程度から積立投資ができる金融機関もあります。強制的に貯金をしていくという体制を作ることが資産形成を行う上でとても重要です。

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先輩社会人は後悔している!「〇〇をしておけば良かった」

新社会人になると先輩社員や上司にお世話になることも多いでしょう。バリバリと仕事をこなす姿に憧れることもあります。また、食事をご馳走してくれるなど経済的に余裕のある姿を見て素敵と思う機会もあるでしょう。ただ、そんな先輩社員や上司にも当然、新社会人の頃がありました。そんな先輩社員が「新社会人の頃にやっておけば良かった」と後悔していることは何でしょうか?

株式会社マネーフォワードが発表した「『マネーフォワード ME』利用者に対してお金のアクションに関するアンケート調査結果」によると、「新社会人の時に取り組めば良かった」と感じていることの上位3つは以下です。

引用:新社会人の時期に『取り組んでおいて良かった』『取り組めば良かった』お金のアクション

上位2つは投資に関することです。投資にはリスクがつきものなので、どうしても抵抗を感じる人が多いのも事実です。ただし、数年後、コツコツと投資を行った人が成果をあげていると、「やっぱり自分もやっておけば良かった」と感じた結果なのでしょうか。

また税金や社会保険も制度自体複雑で分かりにくいところもありますし、会社員の場合、給与が支給される際にそれらは計算され徴収されています。よって、そういった知識がなくても特に困ることはありませんが、やはり各種制度をしっかり理解することで家計管理の考え方にも大きく影響してきます。例えば、健康保険や雇用保険でどのような際にどういった保障があるのか?ということを知っておけば、将来への不安も軽減され、さらに生命保険や医療保険への見方も変わるでしょう。

このような先輩社員の「取り組んでおけば良かった」という内容を新社会人の方は参考にしてください。