納税は国民の義務ですが、できることならなるべく税金対策をして節約したいですよね。日本では所得が多いほど税制上のデメリットが大きく、最高額では収入の半分が税金として引かれてしまいます。そのため、お金持ちであればあるほど節税の情報に敏感で、節約に励んでいるもの。

そこで今回はお金持ちが行っている節税方法を調べてみました。お金持ちのお金についての考えを学び、自分自身の節税にも役立ててみましょう!

節税対策その 【買い物】絵画を購入して経費で落とす


投資としての絵画イメージ
【画像出典元】「PhotoAC」

会社の応接室などによく飾ってある絵画。絵画購入は1点あたり100万円未満なら経費として落とせ、減価償却資産として処理できる節税対策のひとつです。減価償却とはある資産を購入したとき、購入した費用を分割して毎年計上していくというもので、お金持ちの多くは減価償却を活用して所得税を節税しています。

また、何億もするようなファインアートと呼ばれる作品なら、年率8%以上値上がりしているというデータもあります。マスコミを騒がせた某有名社長も、こういった理由でバスキアの絵画を購入したのかもしれません。

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節税対策その 投資を行い、税の優遇制度を活用

昨今の物価の上昇や銀行の金利を考えると、ただ現金を銀行口座で保有しているだけでは資産価値はどんどん落ちてしまいます。

そこでお金持ちが活用しているのが投資。利率がよい、株価や投資信託などの場合は値上がりのメリットがあるだけでなく、損が出た場合でも課税されない、3年は赤字を繰越できるといった優遇制度をフルに活用しているのです。