自動車盗難の多い都道府県トップ5


車のキーを開けようとする窃盗犯
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車の盗難の多さは、地域によっても差があります。

車両盗難における保険の支払件数が多い都道府県のトップ5位(2022年)は以下の通りです。

1位:愛知県(576件)
2位:大阪府(370件)
3位:千葉県(296件)
4位:埼玉県(233件)
5位:茨城県(210件)
出典:一般社団法人 日本損害保険協会「第24回 自動車盗難事故実態調査結果

トヨタ本社のある愛知県、関西の中心である大阪府、そして東京周辺の千葉、埼玉、茨城の3大都市圏がランクインしています。

こうした地域は自動車の登録台数が多いことも関係していますが、埼玉県以外は海沿いであり、輸出や逃走をする上で好都合な立地であることも、盗難が多い原因の一つとして考えられています。

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車の盗難を防止する対策


外車にハンドルロックを付ける
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車の盗難は、日頃の工夫で抑えられることもあります。ここでは車の盗難を防止するための対策方法を3つ紹介します。

1.キーを挿したままにしない

警視庁によれば、2022年度の車両盗難のうち4台に1台は、キーあり(エンジンのキーがイグニッションスイッチに差し込まれたまま、又は運転席若しくはその周辺に放置されていて被害に遭ったもの)の状態で発生していると報告されています。

基本的なことではありますが、車を離れる場合にはキーを挿したままにせず、抜いてしっかりと保管しておくことが大切です。

2.見通しのよい場所に駐車する

見通しがよく、周囲から把握されやすい場所、もしくは防犯カメラのある場所に駐車しておけば、窃盗犯も盗みにくくなります。反対に、物陰や隅のほうに駐車するとターゲットとなりやすいです。

自動車の盗難の多くは深夜から早朝(22時~9時)に発生しているため、特にその時間帯に駐車をする場合には、見通しのよい場所を選びたいところです。

3.防犯グッズを使う

以下のような防犯グッズを使うことで、盗難の抑止となり、愛車を守るために役立ちます。

・ハンドルロック、ホイールロック
・イモビライザー(電子的なキーの照合システム)
・GPS追跡装置
・ドライブレコーダー
・防犯用のステッカー、セキュリティ対策シール
・防犯カメラ、ダミーカメラ
・人感センサー付きの照明
など

以上、盗まれやすい車種ランキングについて紹介しました。今回紹介したようにトヨタの車が狙われやすい状況となっていますが、車両の盗難はもちろんトヨタ車だけでなく他メーカーの車でも発生しています。ちょっとした隙を狙われることもありますので、自分の愛車は大丈夫だろうと油断せずに、日頃から防犯対策を徹底したいところです。