30代前半ごろから日記をつけていたおかげで、自分の体調の変化を把握できるようになりました。私は1年のうち2月上旬、4月初旬、8月下旬、12月末に体調を崩したり、気持ちが落ち込んだりすることが多くありました。ところが、ここ1年ぐらいはまったく風邪もひかず、ちょっとした体調不良や気分の落ち込みがあっても、眠れば回復できていることに気付きました。その詳細をお伝えします。

風邪をこじらせ入院!疲労回復の大切さを実感

20代のころは、風邪気味でも眠れば復活。遊びや仕事で徹夜しても、翌日眠れば元通りでした。でも、30代になると、徹夜をすると翌日眠気に襲われて何も手に付かなくなりました。そして、仕事と育児のピークだった34歳のとき、過労から肺炎に。最初はただの風邪だったのかもしれません。でも、疲労がたまっていたせいでしょうか。こじらせてしまい、せきで眠れず朝も早く目が覚めてしまう日々が1カ月続きました。

近所の呼吸器科でX線検査をしてもらうと、先生から「MRIのある大きな病院に行ってください」と紹介状を渡されました。これは大ごとになったなと感じながら、その足で大学病院に行きMRIを撮ってもらいました。すると先生が「肺炎だね。無理をして悪化すると30代でも亡くなる人はいるよ」と。即、入院でした。

睡眠不足や過労、ストレスは万病のもとだなと強く感じた私。それまでは子どもが寝た後に自分の時間をつくっていましたが、今は子どもと一緒に寝て、朝6~7時に起きています。私のベスト睡眠時間は8時間。この睡眠時間を確保するようになったら、免疫力が上がって病気を寄せ付けない体と心になってきたと感じています。

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明日の自分にバトンタッチして就寝

普段、私は自宅や職場で仕事をしていて、それとは別に配達の仕事もしています。デスクワークで脳が疲れ、通勤、配達の仕事、家事・育児で体が疲れる毎日です。そんな疲れをリセットするために「今日しなくていいことは明日する! 明日すればいいことは今日しない! 夜はさっと寝る!」を心に決めています。

つい夜は「自分の時間」「昼間にできなかったいろいろなことをやろう♪」と考えがちなのですが、30代後半あたりからスパッとやめて、23時には寝るようになりました。というか、起きていられなくなりました。

シンクに洗い物がたまっていても、仕事のメールや資料が気になっても、どうしてもの場合でなければ諦めます。明日の元気な自分に思いを託して布団に入ります。夜更かししなければ翌日の午前中は気力も体力も回復しているので、前日の夜中よりテキパキとやるべきことを片付けられます。「今やらなくちゃ……」というストレスを手放して、思い切って就寝。明日の自分にバトンタッチして、1日のメリハリをつけています。