パフューマー、ライフスタイルコーディネーターの山藤陽子さん、雑貨コーディネーターのオモムロニ。さん、インテリアスタイリストの遠藤慎也さん。3人のもの選びのプロが使っている、日用品のスタンダードを、おすすめの理由とともに聞きました。
Yamafuji_ワダコーヘーのガラス花器
山藤:神奈川の工房で、吹きガラスなどの技法で創作を続ける愛知県出身のガラス作家ワダコーヘー。透明度が高く、ひと捻りあるユニークでモダンなフォルムが特徴的。生けた植物は利休草。「水を満杯に入れるとまるで水のかたまりのようになり、何も生けなくても十分美しいガラスの花器。スノードームが大好きなのですが、それに通じる感覚でずっと眺めていられます。植物を生けるときは優雅な曲線に合うツルものや、繊細な草花を選ぶことが多いですね」。[H23㎝*編集部調べ]¥9,900(うつわ屋まほろ )
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Omomuroni._〈ヨーキ〉フラワーベース 13
オモムロニ。:環境に優しい耐熱ガラスを原料に、エジプトの吹きガラス職人によって一点一点作られるフラワーベース。すりガラス加工をしたうえに着色する技法で、独特の風合いが生み出される。ブランド名は〝容器〞〝陽気〞〝良き〞から。花は左がフリージア、右がムスカリ。「ファンシーな色使いかとも思いましたが、実際は品があってガラス自体もやわらかい感じ。片側は一輪挿し、天地を返すとトレーのようにふた通りにも使えます。花はコントラストのある色を選ぶと楽しいです」。[H16㎝]各¥16,500(ヨーキ yokipoetry@gmail.com)