あんこときなこをこよなく愛する3人の目利きが選んだ、お取り寄せしてでも食べたくなるご当地おやつ。毎日ひとつずつ、合計66点の名品の数々を紹介します。
石川・金沢『清香(せいか)室町』の「金澤文鳥 加賀紅茶味」
金沢の新名物、多彩な素材をちりばめたネオ羊羮。
世代を超えて和菓子を楽しんでほしいと、3代目と4代目が考案した新感覚の羊羹。白いんげん豆を白双糖と上白糖、加賀の名峰・白山の伏流水で炊いた白餡を軸に、定番の「加賀紅茶」は紅茶と複数のドライフルーツをブレンド。「澄んだ風味の羊羹に、和紅茶やドライイチジクなどいろんな味が広がる楽しさ!」(畑)。賞味期限は常温保存で30日。1箱5個入り¥1,566。ほかに「加賀棒茶」「白い珈琲」も。注文は電話、FAX、オンラインショップから。石川県金沢市本多町2‒1‒2 076‒262‒2556 注文0120‒80‒2556 FAX076‒262‒2550 9:00~18:00 日祝休
(広告の後にも続きます)
あんこときなこをこよなく愛する、目利き3名。
梅田なお実 Naomi Umeda 和菓子ライフプロデューサー・デザイナー
「毎日が和菓子日和」主宰。幼い頃、母のおはぎに魅せられて以来の筋金入りのあんこ好き。47都道府県のローカル和菓子を訪ね、その魅力を発信するイラストコラム執筆、和菓子と人をつなぐイベントプロデュースなどを行う。
高 由貴子 Yukiko Ko 和菓子ジャーナリスト
スタイリスト、編集者を経たのち、和菓子好きが高じてあんころりん名義で開設したブログが人気となり、『東京いとしの和菓子─あんころりんのおやつめぐり』(ソニー・マガジンズ)発売。至高のおやつは杵つきのつぶ餡豆大福。
畑 主税 Chikara Hata 『髙島屋』和菓子バイヤー
『髙島屋』全店の和菓子売り場を担当し、47都道府県の和菓子店に精通する敏腕バイヤー。名店の若旦那たちが集う恒例イベント「旅する和菓子」が『新宿髙島屋』で2024年2月15日(木)~19日(月)に開催された。きなこ愛も深し。
illustration : Tomoko Kuboi text : Yoko Fujimori (part of Hata), Yuko Saito (part of Ko), Mutsumi Hidaka (part of Umeda)
※掲載価格はすべて商品価格です。送料は原則的に別途必要になります。
連載一覧はこちら