健康診断ではこれといった悪い所もなく、要検査になったことのない私。そんな私が40数年生きてきて初めて血液検査で引っかかりました。パートの仕事を始めてから汗をかいたり動いたりする機会が増えたのに飲み物やサプリメントに気をつかわずにいた結果、会社の健康診断で思わぬ診断を受けてしまいました。

めまい、立ちくらみは更年期だと思っていた



あれは20歳のころ、初めて献血したときでした。おびえてしまい200mlでと願う私に対し、献血前の検査で比重がよかったとか何とかで献血担当の方に「ぜひ400mlを!」とお願いされ、友人に爆笑されました。その後に行った献血センターでは、血液の成分もよく比重も良いのでさらにバージョンアップ( ? )した成分献血をお勧めされる始末。

成分献血とは、血小板や血漿(けっしょう)を取るために必要な献血のことです。か弱い女性は貧血でクラッとするイメージでしたが、私はそれとは真逆。体が丈夫と言われたようで、うれしいさがありつつも少し恥ずかしい感じもしましがが、体が丈夫な証拠と受け取りしばらく通いました。

出産しても血液で引っかかることもなく過ごし、気が付けば40代に。転職して初めての健康診断を受けることになりました。しかし、気になるのはコレステロールと血圧、脂肪などで血液なんて気にもしていませんでした。

しかし、健康診断は貧血という驚きの結果! ただ、朝起きたときのめまい、立ちくらみが気になっていた私には納得の結果ともいえました。私はめまいも立ちくらみも更年期から来るのぼせや高血圧のために、頭に血が上った感じがしてクラッとしているものと勝手に解釈していたのです。

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貧血の原因と対策を調べてみた!



まずは原因を考えました。検査の結果を見ると鉄分が少ないようでした。とはいえ経過観察程度で今すぐに再検査が必要なわけではありません。専門家ではないのではっきりはわからないのですが、私が調べた範囲での原因を考えてみました。

まず、職場で喉が渇いたときにがぶ飲みしていたアイスコーヒーですが、貧血の場合コーヒーに含まれているタンニンが鉄の吸収を妨げてしまうとのこと。1リットルの水筒に薄いコーヒーを冷たくしてたっぷり用意して飲んでいたのですが貧血気味になっていた私には良くなかったようです。

あとは女性ばかりの職場での人間関係のストレス、毎日汗だくの日々でも鉄分をとることを心がけなかったことです。会社の産業医の方にも確認したところ、今すぐ病院にかかることはしなくても良いとのことでしたので、自分なりの対策を始めました。