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海外でスマホを使いたいときに現地でSIMの契約をしたり、Wi-Fiルーターをレンタルする必要もなく、手元のスマホだけでインターネット接続を実現できるのがeSIM(イーシム)です。ここではeSIMを海外旅行で使うメリット・デメリットに加えて、人気のeSIMサービス(提供事業者)についてご紹介します。
海外での通信手段は主に3種類
海外旅行とスマホ
【画像出典元】「akoji-adobestock.com」
海外旅行などでの通信手段は、海外ローミング・海外SIMの契約・海外Wi-Fiレンタルの3種類が挙げられます。
海外ローミング
日本で使っているスマホをそのまま海外で使う方法です。何の準備も必要ないのですが、1日あたりの料金は980円程度かかるため、他の手段と比較してやや高くなります。
海外SIM
1日あたり600円程度と海外ローミングよりも安く、現地の回線を利用するため、データ通信速度が速いのが特徴です。 SIMカードの入れ替えをする必要があります。
海外Wi-Fiレンタル
1台あたり800~2000円ほどするので、数人でシェアして使う場合はコストを抑えられるのでおすすめです。Wi-Fiルーターを常に持ち歩く必要がある上に、充電が必要なこと、ややデータ通信速度が遅めなのがデメリットです。
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eSIMとは?海外SIMとどう違う?
eSIM
【画像出典元】「DenPhoto -adobestock.com」
eSIMとは、はじめからスマホに内蔵された一体型のSIMのこと。3つの通信手段の中で、メリットの多い海外SIMの特徴を活かしつつ、デメリットであるSIMカードの抜き差しが不要であるため、使いやすいと注目を集めています。さっそくメリットデメリットについて見ていきましょう。
eSIMのメリットは?
・SIMカードの抜き差しが不要
・webで手続き可能
・旅行先に到着後すぐに使える
・データ通信速度が速い
eSIMのデメリットは?
・eSIMに対応している端末でしか利用できない
・SIMロックがかかっている場合、予め解除しておく必要がある
eSIMは、webで手続きするだけで、カードを入れ直さなくてもすぐ使えて、データ通信速度が速いのがメリットです。面倒なことが苦手という人には、特におすすめの方法です。デメリットは、iPhoneではXS以降の機種、AndroidではGoogle「Pixel」、SHARP「AQUOS」、Samsung「Galaxy」など使える機種が限られていることが挙げられるでしょう。
さらに、持っているスマホのSIMロックが解除されていなければ使えないこともデメリット。SIMロックを解除するためには、ショップ・webなどでの手続きが必要なので、面倒に感じる方も多いかもしれません。