Variation sur celui barbare, Edgar Sarin 2022 ©︎Edgar SarinOil on wood, oak,116 x 200 x 13 cm. Photo: Vincent Everarts©︎ Edgar Sarin
神戸で滞在制作した、木材や石材のマテリアルを使った新作も発表。
昨年10月、神戸にオープンした『VAGUE KOBE』。南仏アルルにも拠点があり、現代作家による展示を中心とし、アート好きたちの間で話題になっているギャラリーのひとつだ。
2024年5月11日(土)から7月29日(月)まで、60年代からパリのアートシーンを牽引してきたギャラリスト兼コレクターのイヴォン・ランベールの私設美術館『コレクション・ランベール』と協力し、注目の若手アーティストの展覧会を開催中。
第1回は『コレクション・ランベール』のチーフキュレーター、ステファン・イバルによって選出された、エドガー・サランの作品を展示している。マルセイユ生まれ、パリ在住のエドガーは、人間が触媒となる政治的・環境的調和の形式的な探究を提示し、生成的な廃墟を扱った作品や、展示空間に対する問題提起をするなど、ヨーロッパで注目を集めている作家。
今回の展示では、『VAGUE KOBE』に馴染みのある木材や石材などのマテリアルをセレクトし、彼が神戸で滞在制作した新作も公開。他に、絵画、ステンドグラス、彫刻、オブジェなど、多岐にわたるジャンルの作品が揃う。
Haniwa Boogie-Woogie, Edgar Sarin. 2023 Oil on canvas, 195 x 140 cm. Photo: Gregory Copitet ©︎Edgar Sarin
Théâtre Edgar Sarin 2023 Oak, steel 292 × 40 × 37,5 cm ©︎Edgar Sarin
Théâtre (Subterranean Homesick Blues), Edgar Sarin 2023 Burlap, pigment, mixed technique, 420 x 1500 x 300 cm. Photo: Gregory Copitet ©︎ Edgar Sarin
Sans titre (razzle dazzle), Edgar Sarin 2023 Pigment on canvas, 180 x 120 cm. Photo: Gregory Copitet ©︎ Edgar Sarin
今後も『VAGUE KOBE』では、『コレクション・ランベール』が将来有望と判断した様々なジャンルのアーティストを招待し、定期的に開催する予定。現代美術の新進作家に出会える貴重な機会をぜひ。
Event InformationSPRING SHOW EDGAR SARIN(エドガー・サラン) 「 HUNKY DORY(ハンキー・ドリー)」
会期:5月11日 (土) 〜 7月29日 (月)
時間:毎週金〜月曜 12:00-18:00
会場:VAGUE KOBE(兵庫県神戸市中央区海岸通9-2 チャータードビル4F)
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