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あっという間にたまっていくスマホの写真。そのままスマホに保存しようにも容量に上限があったり、スマホが壊れてしまうとデータは消えてしまったり。そこで大切なのが「バックアップ保存」。今回は、スマホの写真の保存方法やおすすめのサービスを紹介します。
写真(SNS投稿も)はバックアップ保存しておくほうがいい理由
スマホで写真をとる女性
【画像出典元】「Peak River- stock.adobe.com」
スマホは大量のデータを保管するための機器ではないため、もともと容量が限られており、写真データをたくさん保存すると、アプリなど他のデータが保存できなくなる欠点があります。
また、スマホは常に持ち歩くため、足元に落とすなどして機器が破損すれば、中身の写真データも失われることがあります。さらに衝撃などを加えなくともデバイス等の不具合でデータが消えることもあるのです。
そのため、大切な写真はスマホにだけ保存しておくのではなく、後述するクラウドストレージや外部ストレージなどに「バックアップ(保存)」しておくことをおすすめします。
写真を悪用されることも
スマホ内に写真データを保存しておくと、周囲の人間にスマホを触られ観覧されてしまったり、写真データを抜き取られてしまう可能性があります。またスマホを紛失した場合、スマホを拾った第三者に写真が渡ってしまい悪用されてしまうことも。
「遠隔ロック機能」や「遠隔データ削除機能」など、データの悪用を防止する機能をもつスマホもありますが、最初から写真データをクラウドストレージなどに移しておき、スマホ内に残しておかないことも一つの対策となります。
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クラウド保存の容量(枚数)、料金、メリット
クラウドの活用イメージを黒板に書く
【画像出典元】「takasu- stock.adobe.com」
バックアップ先として、まずは「クラウドストレージ」がおすすめです。ここではクラウドストレージの特徴やメリットについて紹介します。
クラウドストレージとは
「クラウドストレージ」とは、インターネットを介して、企業が保有するクラウドサーバー上のストレージに画像を保存できるサービスです。たとえば『Googleフォト』であれば、写真をアップロードすることで、Googleが管理するストレージサーバー上にご自身の写真を保存・格納でき、インターネットを介していつでも観覧やダウンロードができるようになります。
クラウド保存の容量(枚数)や料金
クラウド保存の容量は、クラウドサービスを提供する会社によって異なりますが、一般的には数十GB~2TB程度の容量の各プランが用意されています。料金は契約する容量によって異なり、月額で無料~1500円程度が相場です。
たとえば『Googleフォト』は、15GBまで無料で利用できますが、それ以上の容量を使う場合は有料となり最大で月額1300円(税込)の料金が発生します。
クラウドストレージのメリット
クラウドストレージのメリットは、安全性が高いということです。GoogleやAppleのような大手企業が運営するクラウドストレージは信頼性が高く、余程のことがない限りサーバーが故障したり保存データが消えたりすることは考えにくいです(ただし情報漏洩などのリスクは考慮する必要あり)。
またクラウドストレージであれば、複数の端末(スマホ、タブレット、PCなど)で写真の観覧やアップロード、ダウンロードができるようになるため、データの管理もしやすくなります。