ローズの効能

ローズは、気分が落ち込んでいたり、疲れて元気が出ない時、また過敏になった神経を落ち着かせたい時にオススメのハーブ。一見すると、相反する作用のような気がしませんか?

実は、人間には、「ちょっと具合が悪いな…」など、少し正常の状態から外れた時に、元に戻そうとする恒常性(ホメオスタシス)と呼ばれる機能が備わっています。ハーブには、その機能を調整する作用が期待できるのです。つまり、精神的に張りつめている緊張状態の時には、落ち着かせる作用が働き、気分が落ち込んでやる気が出ない時には、気持ちを上げてくれる作用が働くのです。

そのほかにも、肝臓の不調、便秘や下痢など胃腸の不調、風邪、生理痛・更年期障害など女性特有のトラブル、むくみなど、さまざまな不調を改善する作用を持っているのがローズ。まさに「花の女王」と呼ばれるにふさわしい、多岐にわたる効能が期待できます。

(広告の後にも続きます)

ハーブはいろいろ混ぜるとおいしくなる!

ハーブティーを購入しようと思ったら、まずは、1種類だけの単品(シングル)でという方が多いかもしれません。でも、ハーブは1種類ではなく、2つ3つと違うハーブをブレンドすることで、よりおいしさが増すのです。混ぜ合わせることで、厚みや深みが生み出されるシナジー効果や、お互いのとがった香りを消し合って豊かな風味を生み出すマスキング効果などがあるためです。

それに、一度にさまざまな作用を体内に入れることにもつながり、身体に必要なミネラルやビタミンなどの栄養素が一緒に取れるのも嬉しいですね。