装飾花とは?
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先ほどの説明の中に「装飾花」という言葉が出てきましたが、これはアジサイの仲間の特徴的な構造です。
よく目立つ、花のように見える白く綺麗な部分は「装飾花」と呼ばれる器官です。
花びらのように見えるのはがく片と呼ばれ、真ん中に小さな花弁を持ちますが、めしべが退化しており種子を作ることはできません。
装飾花は文字通り、花粉を運ぶ昆虫を誘引するために見た目だけが発達した器官です。
カシワバアジサイの花の本体は、花房の中心部に見える緑のつぼみのような点の部分で、これは「両性花」と呼ばれます。
とても小さい花ですが、がく、花弁(花びら)、めしべ、おしべを持っており種子を作ることができます。
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カシワバアジサイの見頃は?
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カシワバアジサイの花が咲くのは、日本のアジサイと同じ5~7月です。
咲き始めたときから段々と花の色を変えながら、長く綺麗な花姿を多もします。また、形を保ったまま茶色くなっていくという美しい枯れ姿も見せてくれます。
さらに、花だけではなく紅葉も楽しめるという特徴もあります。大きく綺麗な形の葉は晩秋になると深みのある赤に色づき、庭を彩ってくれます。